親に放置されて育った子爵令嬢テルダはある出来事を切欠に公爵令息ヨナに見初められ、公爵家にて教育を受けるようになる。 学び、成長するテルダは生まれこそ低位貴族であるが、既に高位貴族の中で暮らし、そしていつかそうした者達をまとめ上げることを望まれた。義母の跡を継ぎ、王妃を押し退けての社交界のリーダーにだ。 テルダは美しくはない。しかし教え込まれた知恵がある、教養がある、そしてテルダを真摯に愛するヨナの心がある。 これは確固として足元を踏み固め、己の才覚で自らの将来を掴んだ、いつか社交界を牛耳ることとなるテルディラなる女傑の物語である。
更新:2023/2/7
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お江戸の大店たる材木商紀伊野屋の若旦那・藤衛門と、彼の元に嫁いだばかりの御新造さん嘉(ひろ)との結婚から現在に至るまでの、夏の日の小さなお話。甘やかし旦那と天然箱入り女房のちぐはぐ。2011年夏に同人誌として発行し、販売は終了しました。
更新:2013/6/8
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領主を殺し寺院を焼き払う冷酷非道なる悪鬼ネビルには神様が付いている。神様は幼いネビルを見つけ、優しく共に居てくれた。「泣いてはいけないわ、ネビル……」と静かに諭して。その神様が奪われた日の事を、ネビルは生涯忘れない。神様を取り戻した日の事も、生涯忘れない。――たった一人の為に人を殺め続ける悪鬼ネビルと、彼の唯一の神様である姉ヤシュレの、ようやっと安寧を得るまでのお話。
更新:2013/5/6
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