ランドリック・ゼンゲンは将来を約束された上級騎士であり、麗しの貴公子だ。かつて流した浮名は数知れず、だが真の恋の相手は従姉妹で、その結婚を邪魔しようとしたと噂されている。成人前からゼンゲン侯爵家預かりとなっている子爵家の娘ジョゼットは、とある事情でランドリックと親しんでおり、その噂が嘘だと知っている。彼が真の努力家であり、それでもなお自分に自信が持てないことも、知っていて、密かに心惹かれていた。だが、そのランドリックとの婚姻の話を持ちかけられたジョゼットは、彼が自分を女性として見ていないことに、いずれ耐えられなくなるはずと、断る決断をして――。 「彼女が好きなのは、俺か、俺の筋肉か」の登場人物が出てきますが、別のお話です。10話改め12話完結予定です。
更新:2023/6/18
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本編完結。ヒロイン視点を別章として投稿中です。 アルバインは几帳面な性格の、体格に恵まれた騎士だ。彼が想いを寄せる令嬢ネフィリアは、今日も彼の筋肉に熱い眼差しを向け、褒めたたえ、撫でまくる。その眼差しはしかし、アルバイン本人に向けられると冷静さを取り戻してしまうのだ。アルバインは彼女に問いたい。貴女が好きなのは俺か、俺の筋肉か、と――。
更新:2023/4/16
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内乱で荒れた国を救った神虎と讃えられる英雄王ナラカと、そのぬいぐるみ……係の垂れ耳兎獣人クヌドーラのお話。 ずっと一緒にいた幼馴染の二人。ナラカはクヌドーラに執着を見せるものの、城に一緒に住むようになって一年もの間、関係に変化はない。ただの幼馴染の自分がいつまでもナラカの側にいるわけにいかないと、未来を悲観したクヌドーラは逃げ出すことを計画する。けれどあるきっかけで、ナラカが急に態度を一変、溺愛してきて――。ごめんなさい、それ、お断りしないといけません! *類似タイトルの関連作を童話ジャンルで投稿しています
更新:2023/2/27
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終わらない冬を終わらせるためにやってきた三人の青年。彼等こそ、長く待ち続けた存在かと、やまねは家へと案内するが、、、。 のちに語り継がれることになる、冬のおはなし。
更新:2015/1/15
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ミリアンネは、幸運をもたらすテラリウム、精霊の箱庭の作り手として、王都では著名な令嬢だった。若き辺境伯クラークと恋に落ち、この度、無事に婚姻式を終え、辺境の領地へと向かったミリアンネ。しかし、何よりも武を尊ぶ辺境の地では、精霊の箱庭は求められておらず、ミリアンネは存在の意義を問われることに。拠り所となるはずの夫クラークとも、式以降一度も会うことはできず、すれ違う二人。折しも、ミリアンネが冷遇されているとの噂を聞きつけて、王都からある貴公子が、ミリアンネを訪れて——。 アルファポリスにも掲載中です。
更新:2022/6/22
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世の人は皆、生まれ出でるときに種を握りしめている。それは自分の運命の花の種。花が咲き、種が実ると、風の王がその種を運び去り、子に見合う伴侶候補の下へと届ける。妹には種が来た。私には、十年前にひとつだけ。けれど種の主は知れなくて……。 ◆都合によりサイト閉鎖したので、改稿の上、こちらに掲載いたします。
更新:2012/9/18
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