「そんなからっぽの頭でターナー侯爵家の女主人になるつもりなのか? サリィ。婚約は破棄させてもらうしかなくなるぞ」 婚約者のマックスはいつもサリィに理不尽な要求を押しつける。 素直な性格のサリィはマックスの望みに応えるべく、学院へ入学し、勉強を始めるのだが、婚約破棄をちらつかせるマックスの要求はエスカレートするばかりで――。 そんなある日、サリィはロベルトと名乗る青年と出会う。 ロベルトはサリィの努力を認め、励ましてくれるのだった。
更新:2021/1/14
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侯爵令嬢テオドシーネは、王太子の婚約者として花嫁修業に励んできた。 しかしその努力が裏目に出てしまい、王太子ピエトロに浮気され、浮気相手への嫌がらせを理由に婚約破棄された挙句、変人と名高いクイア公爵のもとへ嫁がされることに。 対面した当主シエルフィリードは馬のかぶりものをして、噂どおりの奇人……と思ったら、馬の下から出てきたのは超絶美少年? でもあなた36のはずですよね? 年下にしか見えませんが? どうして涙ぐんでるんですか? え、王太子殿下が新婚生活を嘲笑いにきた? 公爵様がかわゆすぎていまそれどころじゃないんですが!! 恋を知らなかった生真面目令嬢がきゅんきゅんしながら引きこもり公爵を育成するお話です。 本編11話+番外編。
更新:2020/12/22
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「この偽聖女め。ウルリカ・メドウ、貴様を追放する!!」 びしぃっと人差し指を突きつけ、レンロット王子――いやもうレンロットでいいか、みんな陰では呼び捨てている。――レンロットが叫ぶ。 ウルリカはその指をグーに握ると、べしっと逆方向に折りまげた。 *** 誰もが愚鈍っぷりを知る王子レンロットは、聖女であるウルリカを追放し、愛人を新たな聖女に据えようとした。 その瞬間、自由になれる喜びからウルリカの魔力は倍増。 守護、治癒、加護。聖女の持つ能力を余すところなく使い【わからせ】たウルリカは、更生した二人を残し王宮を立ち去るのであった。
更新:2020/9/17
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聖夜祭の前々夜、冬至の夜。 使い魔をさがすため森へ入った見習い魔女シャルは、毒を受け倒れていた貴族の男を拾う。 わたしがほしいのは使い魔で、面倒くさい男ではないので……少しだけ奇跡をお見せしますから、一人でとっととお帰りください。 不愛想俺様貴族と厄介ごとに関わりたくない魔女の、聖夜のお話。 ※流血表現がありますので苦手な方はご注意ください。
更新:2020/12/26
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うそ、どうしましょう……。 婚約破棄されて、前世の記憶がよみがえったと思ったら、前世での最推しに結婚を申し込まれている。 *** 転生ヒロインが普通にまともな性格だったら、というお話です。
更新:2020/3/21
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電子書籍化が決定しました!ありがとうございます! 詳細は追ってご報告いたします。 子爵令嬢ミアは、父親の左遷が原因で婚期を逃した身の上だった。 ミアはある秋の日に傷ついた銀狼フェンリルを介抱し、「未来の番」と呼ばれる。 その日からミアの運命は一変した。 王宮では第一王子と第二王子の王位継承争いが勃発。 なぜか第一王子に命を狙われたミアをフェンリルが救出した――と思ったら……? 「え? あの狼は殿下だったのですか?」 「いまさら気づいてももう遅い」 「待ってください、殿下は六つも年下じゃないですか!」 有無を言わさず連れていかれ、火種の残る王宮で年下狼王子との生活が始まった――! ※冒頭は流血や暴力表現のあるややシリアス展開です。
更新:2021/5/4
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わたくしのお仕えするシェリルローズ様は、たいそう運の悪いお方でした。 王宮の裏で木登りをなさっていて足を滑らせて転落、聖女の力に目覚めたうえ、王太子ウィリアム殿下に見初められて。 こう申してはなんですが……ウィリアム殿下は、狙った獲物は絶対に逃がさないご気質をお持ちでした。 一方のお嬢様のお気持ちはいかがであったかと申しませば、 「ホゲェェッ!! 絶対にいやぁ!!!」 だそうでございます。 これは、愛が重すぎてこじらせた王子と婚約破棄したい聖女、そんなお二人のお話です。
更新:2020/10/9
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