女性には相続権が認められていない王国マレ。結婚し、子供をもうけなければ親の遺産は国庫に没収されてしまう。 既に両親を亡くし、後見人まで亡くした伯爵令嬢リベアティアは、義父の見合い攻勢に辟易していた。独身主義を貫くには、守ってくれる新しい後見人を探すしかない。 そう決心したリベアティアの前に現れたのは、美青年だが超不愛想な貴族、レシエム。彼を後見人に指名するリベアティアだったが、さっそくケンカをしてしまい……。 ※2021年4月22日、一部を改稿しました。詳しくは活動報告をご覧ください。
更新:2017/1/29
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ローザリカは皇妃付きの女官。実家が貧乏なことが原因で、婚約者の公爵令息に婚約破棄を言い渡される。その時ローザリカを庇ってくれたのは、完全無欠と名高い皇太子、ヴィクターだった。 男性不信に陥ったローザリカは、一人で生きていこうと決意しかける。しかし、その矢先、なんとヴィクターから結婚を前提としたお付き合いを申し込まれる。 「皇太子殿下とお付き合いするなんて、あとで絶対めんどくさいことになる……!」 断るローザリカだが、この皇太子、なかなか諦めてくれない。 ちょっとこじらせ気味の庶民派女官と、一途に彼女を想う、顔良し、性格良しの皇太子がゆっくり愛を育む物語。 ※全24話。
更新:2019/9/23
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優しいけれど、何か事情がありそうな師匠のもとで、魔法使いを目指す少女の奮闘が始まった。 家族と声をなくしたミナキは、魔法使いの青年に窮地を救われ、彼の家に身を寄せる。青年に読み書きを教えてもらい、ミナキは人と意思の疎通ができるようになった。 さらに、魔法の道具を作ったり、修理したりする職人でもある、青年の技術に心奪われたミナキは、彼の反対を押し切り、弟子入りすることに成功。 そんな時、新弟子の少年がこの家にやってくる。ところが、この少年、なぜか先生のことが気に食わないらしい。先生を慕うミナキと、それが気に障る少年は火花を散らす。 一人前の魔法使いになるためにも、弟弟子にだけは負けられない! ※タイトルは『きんさのかいし』と読んで下さい。
更新:2017/7/7
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美しい少女ノエイルは遊牧の民。彼女には六歳までの記憶がない。 ある日、出会った旅人の青年は告げる。ノエイルは、砂漠の都市国家で信仰される水の女神の一柱なのだ、と。 自分を守る供人として遣わされた青年に、ノエイルは本当の生まれ故郷目指して旅に出ることを要請される。 全ては、雨が降らなくなった砂漠の国を救うために。姉である水の女神にノエイルが助けを求めることができなければ、国は滅ぶ。 青年にほのかな想いを抱き始めたノエイルは、彼のためにも旅立つ決意をする。 襲い来る追っ手。禁じられた女神と人間の恋。 困難に遭いながらも惹かれ合う二人は、旅先で絆を深めながら、水の女神が住まうという湖へと向かう。 ※カクヨム、ノベルアップ+でも公開しています。 ※『水の女神と水の供人』から改題しました。
更新:2015/5/6
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