この気持ちはきっと、遠浅の海に似ている。浅い浅い油断をすれば、不意に深みに嵌るのだ。話としてのFC2小説との重複投稿作。
更新:2013/3/29
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多分仲はいいんだけど、「あたしたち友達だよね」なんて確認した事は一度もない。学校ではよく話すんだけど、実は電話番号もメールアドレスも知らない。近いのに微妙で曖昧で、お互い踏み込まないし踏み込めない。そんなあたしたちがちゃんと親友になったのは、きっとこの時からだって思う。だからこれは、あたしの一番の友達についての話になる。
更新:2013/3/24
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「これは、私の友達の話なんですけど」 ある男が、ひとりの女性の自殺を止めた。それは美談めいてはいたのだけれど……。
更新:2013/3/19
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壁面に記されていたのは、警告。もしそれが立ち現れても、決して振り仰いではならない。
更新:2013/3/10
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いらないものを少しだけ持って行ってくれる「ちょっとだけ」の約束。 例えば気になる体重を。諦めきれない片思いを。大切な友達への嫉妬心を。 それは知らぬ間に攫っていって、なかった事にしてくれる。ほんのちょっぴり楽にしてくれる。 発端はそんな、他愛ないおまじないのような話だった。 けれど。 その本当の意味を知った時、取り返しはもうつかなかった。 『机引(キビ)き』 机の中に、それは居る。
更新:2015/7/26
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笛鳴らしの方治は居残りである。 居残りとは遊びの金が支払えず、妓楼に留め置かれた者をいう。本来ならば肩身が狭くて然るべきところだが、あちらこちらから「先生」と呼び親しまれるこの男は、少しばかり異なる居残りであるようだった。 剣術使いでもある彼と、数奇な運命を辿り妓楼に属す事になった娘。そして上方戻りの凶賊。彼らの生が麻糸の如くもつれあう時、笛に似て非なるその音が響く。 アルファポリス第4回歴史・時代小説大賞、大賞受賞作。 またタイトルを『居残り方治、憂き世笛』と改め、13万字ほどまで加筆した書籍版が、アルファポリス様より発売中です。
更新:2018/1/3
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小坂椎菜は霊感少女だ。クラスにひとりはいないかもだが、でも学年にひとりはいるかもしれない。そんな「見える」とか「聞こえる」とか言っちゃうタイプの中学三年生である。ところで実に困った事に、俺はあいつが嘘つきでないとよく知っているのだ。
更新:2013/6/9
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