四季の豊かな国で異変が起きた。冬の女王が季節の塔に引きこもったのだ。理由は誰も知らない。連れ戻しに塔に入った者達は、青ざめ、絶望に震えながらこう言って、以降は口を閉ざした。 「行ってはいけない。あそこには」「女王は諦めろ」「ああ、なんて恐ろしい」 人びとは下を向く。この国はもうずっと冬のままなのか。 そんな中、若き流れの魔法使いが、美しい少女の護衛を連れて現れた。 「冬の女王は、僕らが連れ戻してみせましょう!」 それを見た国民の一部……塔に入った者達はこう思いました。 「ああ……次はこんな若者が犠牲になるのか」
更新:2016/12/31
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バレンタインは戦争だ。チョコという名の焼夷弾。貰えた者も貰えぬ者も、それぞれの修羅場や慟哭で。あるいは甘やかな幸せにあてられて、男達は戦死する。 月が一巡する頃は、三倍返しが待っている。人によっては、財布も死ぬ。 甘やかな武器を作る女達は、あの手この手で、標的を撃ち落とす。 気がつけば、身も心も木っ端微塵。故に、バレンタインは戦争だ。
更新:2014/2/14
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初恋は大抵実らない。ただ美しい思い出にはなるかもしれない。 初恋を各々消化して、青春を爆走する少年少女のバレンタイン抗争話。
更新:2017/3/14
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クルージングに行きましょう。 そんな何気ない誘いに乗り、曇天の元で船は行く。そこに後悔の引き金となる遭遇があるとは知るよしもなく。 これは救い無き回想録。青春時代の淡い約束は、未来永劫引き抜けない棘に変わる。 その痛みを抱えて引きずるように、青年は後悔と自責の海に、ふとした瞬間埋没するだろう。 ただ一つの癒しは……彼には帰るべき港があったことだった。
更新:2017/6/15
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これはなんぞや。 妙な美少女が織り成す、何とも言いがたき英雄譚。 小さな。だが、大きなうねりを起こした美少女の武器は、一本の包丁だった。 というか、家事スキルだった
更新:2014/1/4
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夏風邪に苦しみ、朦朧とする意識の中で“僕”は目覚めた。彼女が看病してくれていなかったら今頃死んでいたかもしれない。 熱でボーッとする頭を自覚しながら台所に立つ彼女を見つめる僕。「酷く魘されていた。」と、少し心配そうな表情の彼女に、僕は最近体験した悪夢と言っても差し支えないある恐怖体験を語る。 僕の日常を壊した、あの忌まわしくも恐ろしい出来事を… 夏のホラー2012参加作品です。
更新:2012/8/13
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これは攻防戦。冗談と、悪態と、ちょっぴりの下心を武器に、今日も俺は彼女と刃を交える。 お前の気持ちは知っている。俺の気持ちも知っているだろう? だから……。 放課後の空き教室。いるのは男と女。 さぁ、勝つのはどっちだ?
更新:2013/9/18
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何の気なしに想起した幼い頃の体験は、思わぬ真実を引きずり出した。 忘れ去られた怪事件を紐解く時。形容しがたい者共の影がちらついていく……。 旧棟、D校舎の謎に、オカルトサークルの二人が挑む。 『渡リ烏倶楽部』 それは、幽霊やらその他、この世に存在するありとあらゆる怪異。不思議。超常現象。都市伝説を調査し、暴き、追い、時に追われる、オカルトサークルである。 メンバーは二人。 幽霊やらを視れて。それらの存在や領域に干渉・侵入出来てしまう、辰。 幽霊やらを視れて。それらの存在や領域を無差別に観測してしまうメリーさん(偽)。 友達以上恋人未満な二人が今日も行く。 ※構成→前編・中編・後編・解答編・エピローグ(全五話)
更新:2015/8/4
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リア充がゴールデンウィーク前日からイチャイチャするだけのお話。
更新:2016/4/29
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