主人公の越前 香(えちぜん かおる)は、周囲に馴染めずにいるクラスメートの益子(ましこ)が 馬鹿にされているのを見るのが嫌いだった。 それを一つ年上、大学生の幼馴染、信楽(しがらき)に愚痴る。 二人が話しているのは、とある純喫茶のボックス席。 たまたま隣の席に座っていた益子に、その会話を誤解されるような形で聞かれてしまう。 それをきっかけに、越前と益子ははっきりと互いの存在を認識する。 「だから、私は益子さんと仲良くしたいワケじゃないんだよ……信楽、後ろの席の子、いつ来たか見てた?」 「さぁ……? 少し前かな。知り合い?」 「益子さん」 「ひえ…………………………………………」 気まずさで死にたくなる越前だが、そんなことでは死ねないので、仕方なしに生きていく。 時には勇気を出して、時には信楽を巻き込みながら。
更新:2022/1/31
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脱走犯に特化した刑務所の女子棟の話。 刑務所モノにありがちな「レズのキャラも出てくるよ!」という感じではなく、作品のメイン属性が百合になります。 頭のネジが何本かブッ飛んだイカれた連中が主要キャラです。 百合だけど全然綺麗じゃないです。 舞台設定とセルフレイティングから色々察して頂けると助かります。 ”殺伐や殴り合いって、百合なんだよなぁ……” そう言える、少し上級者向けな内容となっております。 2018/12/14追記 WEBアマチュア小説大賞で特別賞を受賞しました 2020/1/21追記 番外編の※が付いているものはコメディです。苦手な方は回避して下さい
更新:2021/1/12
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1985年6月、とある団地内の炭鉱で爆発事故が発生。原因は正体不明のガスだった。口封じの為に団地の住人は隔離され、飼い殺されることとなってしまう。これまで確認されてきた、どれとも違うそのガスは、緩やかに住民の命を奪う。 体を蝕まれた彼女達は、妙な症状と向き合わざるを得なくなる。 それでも強く生き、時に激しく魂を燃やす。 死を待つだけの団地の中で。 数名のキャラクターからなる群像劇です。 仄暗い百合が好きな全ての方に捧げます。
更新:2021/1/9
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高校二年生の石井は彼女の長谷川と付き合って数ヶ月経つ。 だけど現状はキス止まりでそれ以上仲を進展させることはできていない。 恥という概念がほとんどない石井は長谷川をセックスに誘い、なんとか了承してもらうことに成功する。 しかし、初めてでどうしたらいいのか分からなかった石井は、インターネットの力に頼るという選択をしてしまう。
更新:2019/7/28
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——AIの暴走によって生み出される、バグと呼ばれる存在。バグは社会に様々な悪影響を及ぼし、人々の生活を脅かしていた。 ——時は21XX年。対バグの需要は高まり、遂には高校に専門の学科が誕生するまでになった。 高度情報技術科の新入生、札井(さつい)&小路須(ころす)を中心としたローテンション百合コメディ! バーチャル空間で、バグをデリートすべく、女子高生がそれぞれの武器で戦っていく。 ※小説家になろうにも投稿しております
更新:2023/5/19
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~あらすじ~ 公爵令嬢レイラは、幼い頃から第二王子オズワルドとの結婚を決められていた。 真に彼を支えられるのは婚約者である自分のみ。 だからレイラは、必要以上にオズワルドを甘やかさず、ときには厳しい言葉をぶつけていた。 それが彼女なりの愛だったからだ。 ――しかし、当のオズワルドにそんなレイラの思いは届いていなかった。 「小言ばかり言うお前なんかとの婚約は破棄だ! 代わりにお前の妹を妻として迎え入れる!」 「えぇ……」 週一投稿 2024/05/15 Toブックス・コロナコミックス様より書籍最終巻発売します! (漫画:こわたりひろ様)
更新:2024/5/19
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主人公エルバは過去を引きずったまま各国を放浪する画家。 まだ見ぬ美しい風景をスケッチするため、気ままな旅をしていた。 ある日彼は冒険者のトラブルに巻き込まれ、危険な魔物の囮として残されてしまった。 命からがら逃げた先でひとりの少女と出会う。 彼女の名はリーフ。 この地に封印されていた最古にして最強の魔女だった。 どうやら無我夢中で逃げていた際、誤って彼女の封印を解いてしまったらしい。 エルバの絵に感動したリーフは、旅に同行したいと申し出る。 頼もしい用心棒ができた、くらいに考えていたエルバだったが、すぐに認識の甘さを実感する。 最強の魔女は、あらゆる面において規格外だった。
更新:2023/3/20
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