「命に代えても、必ず無事に御子を産みます。お喜び……頂けませんか?」 「分からない」 王室へ嫁いで五年。待望の世継を授かった王妃へ言い放ったのは、王の無情な一言だった。 愛する許嫁を想い続ける王の元へ、政略結婚で王妃となるべく嫁いだのは、北の国出身の地味な王女。 王に避けられている内に、いつしか王妃の感情は見えなくなっていった。 そんな王妃が心の拠り所としているのは、歴代の妃達の遺品が納められている古い一室。 ある日、突如姿を消した王妃を探しに、部屋へ足を踏み入れた王が見つけたのは…… 二冊の哀しい日記だった。 遅過ぎた愛に気付いた王が、凍った池から王妃を救い出し、心を通わせる物語。 ※少しホラー要素があります。 ※三話で完結予定です。
更新:2023/4/20
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伯爵令息ジェレミーと、子爵令嬢リノンは、親同士が決めた許嫁。 初めて逢った幼い日から二人は相性が悪く、些細な喧嘩がきっかけで、リノンは手に痕の残る火傷を負ってしまう。 その事件から、リノンを気遣い優しく接するようになったジェレミー。二人の関係は穏やかなまま、やがて大人へと成長した。 いつしかジェレミーのことを好きになっていたリノンだが……彼には他に好きな令嬢がいるようで? 本好きのリノンが描いた架空の婚約破棄をきっかけに、すれ違っていた二人が愛を確かめ合う物語。 ☆三話完結です。
更新:2023/12/17
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魔力なしの病弱な私生児として、家族から虐げられて育ったセレーネ。 17歳で命を落とし一度棺に入ったものの、父の黒魔術で動く屍となる。 実家の財政難を救う為、裕福な辺境伯キリルの後妻となるべく送られるも…… 一年間の契約結婚。セレーネは後妻の役目を果たし、無事に棺に戻れるのか? 哀しい夫と健気な後妻(死体)の、ほのぼのせつない恋物語。
更新:2024/4/28
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ドラマや漫画の二次小説をニヤニヤ妄想していた作者が、辞書(スマホ)を駆使し、自分で物語を描くようになった中で感じていること。 ☆創作論ではなく、ただの雑記です。 (主に異世界恋愛について書きます。たまに真面目なことも書くかもしれません) ☆後書きで、好きな漫画やドラマについても勝手に語ります。
更新:2024/1/19
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王女の瞳を見ないこと、人前に出る時は必ず王女の顔を隠すこと、そして……決して王女に情を抱かないこと。 これらを遵守し、呪われた王女を王妃の祖国の神殿へ送り届ける。 それが護衛騎士、アルフレッドに課せられた任務だった。 約二週間の長旅。はたして彼は、呪われることなく、無事に王女と別れられるのか。 ☆六話完結予定です。
更新:2023/8/22
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