小さな村に住むアンナは、子供のころからずっと幼馴染のユリウスが好き。ユリウスもアンナのことが好きだったはずだけど、成長するにつれ、お互い素直になれなくなっていた。しかも、ユリウスは先日街で助けたという聖女に求婚されているらしい。 アンナが日課のお供え物をするために森へ行くと、ユリウスもついてきた。やっぱり素直になれず言い争っているところに、突然美しい男の人が現れて……なんとそれは人間ではなく、この森に住む精霊様! 「愛し子」を探しているという精霊様は、アンナに「俺にしとくか?」と問いかける。 「俺は愛し子に巡り会うためならなんだってするぜ」 「俺だって、アンナと結婚したかった」 両片思い幼馴染と精霊様の三角関係。アンナが選ぶのはどっち?
更新:2023/6/28
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価値観なんて人それぞれで、この世界にはいろんな人間関係がある。他人にはどんなに歪んでいるように見えたとしても、本人からすると至って正常。自分のほしいものはどんな手を使ってでも手に入れる。そんな少しずれた感性を持った高校生たちの甘くはない青春短編集。大見出しごとに違うお話になっています。短編を書いたらここに随時追加していきます。 *投稿している短編が完結したかどうか分かりにくい気がしたので、全何話かをこちらに記載していくことにします。 ・僕の完璧な幼馴染 全十話 ・よく知りもしないくせに 全六話 ・変わってしまった人と、変われない人 全八話 ・「もっと大切にすればよかったのに」 全十七話
更新:2022/1/10
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社交界のいじめを受けている子爵令嬢リーゼに、婚約者のイザークは最近冷たかった。ほかの女のところにばかり出入りするイザーク。その内の一人であるカテリーナに、リーゼは呼び出され、無実の罪に嵌められてしまう。だが助けを求めるリーゼに突きつけられたのは、イザークからの婚約破棄だった。 失意のまま処刑台へと連れて行かれるリーゼ。だが、無実を訴えるリーゼの目に飛び込んできたのは、自分の処刑をカテリーナと共に見るイザークの姿だった。 ――――どうして…… 謎を抱えたまま命を落としたリーゼだが、一年後突然甦る。 そして自分の死の瞬間に見た謎と、もう一度幸せに生きるためにリーゼは歩き出す。
更新:2020/1/22
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新卒社員の成田大智(なりただいち)は、研修期間を通して同期の羽田音(はねだおと)と親しくなる。 これまで平凡で起伏のない生活を送ってきた大智は、新卒のなかでひときわ存在感を放つ音に、強く惹かれていくのだった。 急速に距離を詰めてくる音に戸惑いながらも、恋愛関係へと発展するのに時間はかからなかった。 彼に、長年付き合っている彼女がいることを知りながらも———— 研修期間が終わり、営業部に配属になった大智は、社内の業務を通して他部署の先輩社員・湯川聡介(ゆかわそうすけ)と親しくなる。 どっちつかずの音に翻弄され、我を失いそうになるなか、日向のようなあたたかいその存在に、大智の心は大きく揺らいでいくのだった。 複雑な三角関係の恋の行方は———— ✳︎✳︎✳︎ ◎主人公総受けのがっつり三角関係です。苦手な方はお気をつけください。
更新:2020/12/27
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彼女いない歴=年齢の陰キャ高校生な俺に、人生の春が訪れた。 そう、彼女ができたのだ。 しかも相手は学年有数の美少女と名高い朝木春留さん。 これで俺も晴れてリア充の仲間入りだ。 軽い気持ちで、今まで俺を非モテ扱いしてきた幼馴染の月ノ瀬やよいに、このことを自慢してみた。 これで少しは、俺のことを見直すだろうと思ったのだ。 ところが、その日を境に俺の日常は変わってしまった。
更新:2020/4/24
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感情的になると涙を流してしまう癖がある六条タケルはそのことにコンプレックスを抱きながら生きてきた。 長年婚活を運命の相手に巡り合える日を切に願っていたが……30才を迎えるその年、なにかを悟った。 自分には恋愛は無理だと。 自分には、幸せな家庭を築くことはできないのだと。 そんなある日、深夜残業に勤しんでいたタケルの元に、一本の電話が入った。 「私のこと覚えてる?」 元恋人からの突然の連絡。それをきっかけに、彼女との身に覚えのない想い出が蘇る。それは真実か、それとも――
更新:2020/11/20
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