その日、セシルは酔っていた。 ツイてないことが重なったので、ふらりと入った店で独りでお酒を呑んでいた。ふとカウンター席の隣に座った男の人をチラ見すると、自分好みのイケオジ風。これはきっと運命だ!酔いに任せて逆ナンしたは良いけれど、それは小さい頃セシルに意地悪ばかりしてきた近所のお兄ちゃんのマティアスだった!まずいと思ってお持ち帰りされた部屋を逃げるように出たが、休み明けに職場に行くとマティアスと私が婚約していた!?なにこれ悪質な嫌がらせ!?運命の再会なんて信じない!!
更新:2021/8/25
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ある日、姉の朝子が「私は異世界で聖女だったのよ」とか言う。 私・月子と姉は基本的に性格も考え方も真逆で、決して仲がいいわけではない。そして私は姉がきっと苦手だ。その姉が突然「異世界の聖女だ」とかいうものだから、ついつい馬鹿にした口調で「ならば証拠を見せてよ」なんて言ってしまったが最後。本当に姉が異世界に、私を(無理矢理)連れて行ったのだった。
更新:2021/12/8
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内乱を平定し、王子と共に故郷へ戻った若き英雄。長い戦を勝ち抜いた彼が手にしたのは、変わらぬ故郷の美しさ、にも関わらずなぜか満たされぬ心。そんな彼の前に、かつての故郷のような色づきと輝きをもつものが現れる。四部作の第一作目です。改稿終了しました、改めてご感想いただけると嬉しいです。
更新:2009/6/25
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貧しい粉挽きの三男に生まれた少年は、親の遺産に猫一匹を貰い受けました。 猫は少年に「袋と長靴をくれたら貴方を幸せに致しましょう」と言いました。そして少年は答えます。 「ちくわしか持っていない」……と。
更新:2020/6/7
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貴女を攫わせてくれないか─── 古い盟約により、クレルシェンド王国に嫁いだアイリス。 けれど夫である国王は異世界から来た少女に心奪われ、アイリスを冷遇する。 定められた運命に従い命を消費し続けている彼女の下に現れたのは、優しく寂しい「魔王様」だった───
更新:2021/9/13
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「お姉様、私はあなたの婚約者を次々と奪う悪魔のような妹なの」 伯爵令嬢ソニアは、今日もまた決まったばかりの婚約が破談となった。それは偏に、麗しく愛らしい異母妹の天使のような微笑みのせいである。彼女に微笑みを向けられた婚約者達はたちまち魅了され、ソニアに例外なく婚約破棄を告げるのだった。妹にその気も悪気もないのは分かっているが、こうも続くとこたえるものがある。そんな疲れた心が癒されるのは秘密の友達と趣味に興じる時間だった。 だがある日、妹から縁談を代わりに断ってきて欲しいと泣きつかれ、仕方なく出向くとそこにいたのは秘密の趣味友達だった。それに動揺したソニアはつい嘘を吐いてしまう。自分が縁談相手の妹本人であると。
更新:2022/8/16
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婚約破棄された公爵令嬢は実は有能で歴史に名を残す天才令嬢だった⁈気づいた時にはもう遅い!前世の知識を活かしスローライフを送り始めると、婚約破棄をしたはずの王子様が追いかけてきて、幼馴染も急接近!更には隣国の皇太子まで!? 静かに細くなが〜く暮らしたい令嬢のお話です。
更新:2022/8/16
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改題しました。 戦乱の時代に後ろ盾を求めた小国の妖艶な姫、モゼリーは婿入り出来る王子達と見合いを繰り返すが、全敗。 そんなときに、大国の王子クロードから見合いを申し入れられる。あり得ない事態に侵略の口実か!?とモゼリー達はアタフタするがクロードに見初められたモゼリーは自分の容姿から性格を想像したのだと考えて、悪女を目指すのだがーー。 性格は良くも悪くもない普通の王女が、悪役令嬢をお手本に悪女を目指してるのに、周りから聖女にされていくお話し。
更新:2022/8/16
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