それは、天上の白き宝玉と呼ばれておりました。 といいましても、天上の白き宝玉とは、まことの宝玉ではございません。 ――天上の白き宝玉。 それは、肌も髪も真っ白な姫のこと。 美しき姫を称えての比喩にございました。 この作品は、相内 充希さま主催「共通書き出し企画」参加作品です。
更新:2019/3/22
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忘れ去られたような村里で、病身の父と二人で暮らす田舎娘・ノーラ。彼女のもとに、高貴な身なりの旅の男2人がやってくる。「魔法の森を案内してもらいたい」という彼らに対し、ノーラは父の代わりを申し出るが、彼らの目的は森の奥にいるという“眠れる姫君”を目覚めさせることだった。畏れ多いと反対するノーラに、さらに驚くべき真実が告げられて…。 『眠り姫』を翻案したファンタジー・ロマンス。 喫茶マリエール『Otogi Stories総集編』収録作品<第二十九回文学フリマ東京(2019.11.24)出展>
更新:2020/4/15
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『闇夜の海には、明かりが灯るよ。愛しい人を捜す、明かりが灯る』 淘汰の住む町にはそんな昔話があった。 淘汰は向かう。 闇夜の海に、あかりを灯すために。 幼い日に交わした、何気ない約束を果たすために。 それは大切な友達を救う、ただ一筋の希望。 淘汰は闇夜に沈んだ海を見つめた。何も見えない暗闇がどこまでも続く。 脳裏にあの時のことが鮮明に思い出された。 親友は、この波音と共に、この暗闇の向こうに消えてしまった。 この暗闇の向こうに巽はいる。 淘汰は見えないその闇の向こうを見つめる。 「絶対に灯してみせる!」 そう叫んだ、幼かった自分のあの日の誓い。 それを、果たすために。
更新:2011/11/20
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靴屋のハンスを助けるのは、不思議な老婆に授けられた魔法の五本指。 田舎の靴屋ハンスは、王様がお姫様にぴったりの靴を求めているという噂を聞き、腕試しの旅に出ます。 旅の途中、様々な難関がハンスを待ち受けますが、ハンスには不思議な老婆に授けられた、不思議な五本指がありました……。 旅と魔法が奏でる、どこか懐かしいおとぎ話。
更新:2018/9/14
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天地を緑に覆い、人間を拒絶する網緑幻想の地『グンマニア』には『羽仁畏備(はにいび)』、通称『ハニ』と呼ばれる民が住んでおりました。 背に翼で空を駆ける不思議な種族の、都市国家オオママの存亡を巡るおとぎ話。 よろしければ少しだけお付き合いくださると幸いです。
更新:2011/7/31
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ぷかりぷかりとふしぎなお坊さん。 粗末な服着たおんなのこ。 あとをついてくお店屋さん、もう行列になっている。 寒い夜、クリスマスの寸劇。
更新:2013/12/25
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雪ってどんなものなの? 鬱陶しいよ。なにせ寒いからね。 最後の夜の一つ前、男と女の会話。
更新:2013/12/14
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童話祭用一発目です。 一発だけかもしれませんが。 の、はずだったんですが、参加条件満たしてませんでした。 けど好きなお話なので残しておきます。
更新:2013/12/13
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