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作:ゆゆこりん

女子高生アイドルの恋愛事情 〜春山美咲の場合〜

 姉が勝手に応募したことで、高校に入学すると同時にアイドルグループに所属することになった春山美咲。もともと目立ちたい性分ではなかったけど、偶然プロデューサーさんに気に入られたことでアイドルをやることに。 でも、学校ではアイドル活動がバレないようにしなければなりません。    そんな美咲は、クラスメイトの一人で隣の席に座る菊野大地に恋をします。 でも、意中の彼には好きな人がいました。 それは、『アイドル』をやっているときの自分。  アイドルであることをバラせない。 でも自分に振り向いて欲しい。  ――そんな女の子の物語。    ----       こちらは、前作の『クラスの地味な女の子と現役アイドルどっちを選べばいいの!?』と対になる、ヒロイン『美咲』目線のストーリーです。  この物語だけでもお楽しみいただけますが、前作も読んでいただけると二人のすれ違いながらも惹かれあっていく様子がお楽しみいただけると思います。  <https://kakuyomu.jp/works/1177354054888720345>

更新:2020/1/14

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作:エリザベス

拾ったハンカチが推しのものだとは知らずに 〜偶然ハンカチを拾ったことで仲良くなった美少女だが、俺が憧れのアイドルの話をすると彼女はなぜか動揺する〜

「あの……ハンカチ落としましたよ」 「そこの君! なんでそれがハンカチだって分かったのですか? パンツだったらどうするんですか?」  偶然、ハンカチを拾ったことをきっかけに、俺は彼女―渚花恋と出会った。俺の憧れているアイドル―えりこにそっくりな女の子。  彼女の爆弾発言によって、俺は大慌てで自分が持っているものはなんなのかを確認していた。そんな彼女は近寄ってきてRINEのQRコードを俺に見せた。 「ハンカチ返すのは今度でいいよ」  そう言って彼女は微笑んだ。 「聞いたぞ! 雅」 「お前ってえりこを追いかけてるのってホント!?」 「誰に聞いたの?」 「琴葉ちゃんよ」  そう問い詰めてきたのは俺と同じ文芸部の桜木湊と神代瑞希、そして、彼らに俺がえりこを好きだってチクったのは俺の幼馴染の七海琴葉……  えりこは今や人気急上昇のアイドルだけど、実はその前から俺は密かに彼女に憧れていた。  ハンカチを返すために、俺は渚さんと花見の約束をした。  それから、一歩、一歩と俺と渚さんの距離が縮まっていく。  ただ、彼女はいつも忙しいって言ってるし、えりこの話題になると動揺をする。  渚さんが実はえりこであることを、俺は未だに知らない。  運命の赤い糸、あなたは信じますか?

更新:2022/3/1

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