皇紀 弐千六百九拾九年。 『其の国』はいまだ戦い続けていた。 遡ること第二次世界大戦末期。富士山麓に落ちた原爆は古の魔王を呼び覚ませた。 多大な犠牲と亜米利加合衆国の滅亡を引き換えに魔王を封じた人類。 しかし魔王軍残党は旧日本軍を合併吸収。『新日本帝国』を名乗り更なる戦乱へと身を投じた。 親を喪って子は泣き、恋人を喪って少女は涙を流し、敵を憎んで前に進めず、緩慢な全滅の道を人類は歩んでいる。 美しく優しく暖かい少女。芹香(せりか)。18歳。 就職のため、彼女は暖かい両親の手を離れ、『帝都』に向かう。 ……それだけならよかったのだが。 彼女の容姿は。少々、いや、かなり『特徴的』であった。
更新:2020/6/11
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新語・流行語大賞の候補語30語すべてを本文中に使用するという、きわめて不純な動機でのみ書かれたフィクション。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 http://tmykinoue.hatenablog.com/
更新:2016/12/19
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君に手紙を書く日が来るなんて、思わなかったよ。 それも手書きだ。なんて原始的なんだろう。 灰色の空に覆われた国は、戦時下にあった。 ひとりの男は、ひとりの女に手紙を書く。 言葉は、直接伝えなければ意味がない。 だからこの手紙は、ただの独白。 伝えるべき言葉は、帰還したその時。美しく咲く花とともに。 ※近未来、どこかの星が舞台。設定はふわっと。 ******* 長岡更紗様主催「アンハピエンの恋企画」参加 天界音楽様主催「二人だけの閉じた世界」企画参加 投稿先:カクヨム、エブリスタ、Pixiv
更新:2019/11/29
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牛を殴った告発漫画により炎上し、自ら命を断った蛇股 後太郎(じゃまだ ごたろう) 彼はミノタウロスに支配された世界から、人間の尊厳を取り戻せるのか?
更新:2019/7/17
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現在考えてる転生物のお話の一つ。 巨大な場所の中(?)で理由も分からず追いかけられ、それから逃れて戦う話。 SFな世界でファンタジーな事をやってみたいと思って考えた。 試作品なので、色々と試行錯誤しながら書いてみたいと思う。 出来れば連載したいが、それについては評判を見てからになるかなと。 感想などはメッセージにて。 返事は期待しないで欲しい。
更新:2017/6/12
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私の祖父は貧しい宇宙船乗りだった。 その宇宙船で産まれた私。 90年の時を経て再び……。
更新:2021/9/14
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※昨今のコロナ禍を思わせる描写があります。不謹慎、不快と思われる可能性がございますのでご注意ください。 少年はばーちゃんとふたり、この島に暮らしている。 生まれてからこの方、一度も外に出たことはない。 そんな少年が知るヒトはばーちゃんと、 本土から船で毎週のようにやって来る年上の少女アカリだけ。 このままずっと三人で続くと思っていた穏やかな暮らしは、 一人の漂流者を発見したことから崩れ去っていく。 ばーちゃんのかつての部下だった彼は、世界中を震え上がらせたという感染症に冒されていた—— ※この作品は「カクヨム」「ノベルアップ+」「NOVEL DAYS」と重複投稿になります。
更新:2020/5/4
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人類はどこまでいっても戦争を止めることは出来ないのだろうか。 ここは木星の衛星・エウロパ。地球から628,300,000 kmほど離れた先のテラフォーミング化された植民地。 地球に向けた戦略的物資を発掘のため、人類が入植して数世紀…そこは争いの絶えない興廃した地域だった。 主人公は抑制され、コントロールされた限定戦争の中で果たして生き残る事が出来るのだろうか。 …アフガニスタン内戦を基盤として、多くのテーゼと問題を提起しつつ、普通の戦記物としても楽しめる様に、心砕いたつもりです。もしお時間に余裕ありましたら、お付き合いください。 それと、田川水泡先生へのリスペクトを込めて。このストーリーの下敷きは「のらくろ」です。
更新:2021/8/23
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目覚めると私は知らない場所にいた。 そこで出会った年上の男は、近未来的な内装を思わせるここは宇宙船で、地球はすでになく、私達以外の人間は絶滅してしまったのだと打ち明けてくる。 けれど男の話を鵜呑みにすることは私にはできなかった。突飛な話だということが理由ではなくて、男のことが信用ならなかったからだ。目覚める前のことは何も覚えていない。だから男のことも覚えていない。なのに男は「君は僕の妻だ」とまで言う。そして私は夢で男の妻になることを拒んでいた――。 *若干ミステリちっくな構成にした、近未来的ディストピア恋愛小説です。二人芝居的な内容になっています。全十一話。 *2022年第十回ネット小説大賞一次通過。
更新:2019/1/22
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日常的に悪の組織と、正義の組織がしのぎを削る世界。 悪の組織の食堂で働くしがない料理人にして、カレー狂人の田中は、なぜか勤め先の組織の会議に呼び出される。 低迷している組織が企む一大プロジェクト……それは、「カレーによる侵略」 組織の首領が高らかに宣言する作戦と、スクリーンを埋める極上のカレーライス。 はびこる悪と、カレーの香り。 立ちあがる正義とご飯の湯気。 「正義」と「悪」と「カレー」の三つ巴の戦いが今幕を開ける……。 そこに颯爽とカオマンガイが!(嘘です) 素敵なタイトルロゴは栗原明星さんに描いていただきました。
更新:2018/5/30
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