「ほ、本当ですかアラン様!?」 卒業パーティーの会場という公衆の面前で婚約破棄を言い渡されたにもかかわらず、イザベラ公爵令嬢の顔と声は不思議と歓喜で満ち溢れています。周りにいる彼女の友人達も口々にお祝いの言葉を述べているようです。中には感極まって涙ぐんでいるものさえ見受けられました。 そんな不敬ともとれる彼女達の様子を全く気にすることもなく、右目を黒い眼帯で覆い、両手に魔法陣が描かれた黒い手袋をはめ、左腕に呪文のような文字列がびっしりと書き記された包帯を巻き、背中に黒い大剣(模造刀)を背負った壇上のアラン第一王子は高らかに宣言を続けます。
更新:2021/6/20
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自称魔眼持ちの山田陽一は名門時ノ森学園に入学する。 暴走する重度の中二病を患う山田は中学時代、周囲から浮くことも多かったが、彼には秘密があった。そう、彼は本当に魔眼をもっていたのだ。 リア充な学園生活を夢見る山田陽一は無事に高校デビューできるのか…… だが、山田の通うことになった時ノ森学園は奇人変人の巣窟だった。 山田と運命の名のもとに巡り会うシスコン、ヤンデレ、末期高二病患者、中二病電波娘etc 生徒会長や友人、そして何より一人の少女との出会いをきっかけに山田の日常は少しずつ変わっていく。 中学時代とは違う日常に戸惑うことや困ることも多いが、どこか優しく、かけがえのない学園生活 これは山田陽一が学園で大事な仲間と紡ぐ物語
更新:2014/10/23
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漆黒の眼に浮かぶ、紅い瞳── 呪われた眼と恐れられ、迫害された悲劇の悪役令嬢。その名は、リイン・サンダルシア。 悪役令嬢なのに、強烈なキャラクターで乙女ゲームの顔になった、人気キャラだ。 そんなリインに転生してしまった主人公は、過酷な運命を変えるために、中二病の演技をして道化になることを決意する。 周囲から中二病をバカにされつつ、平穏な日々を送れていたのだが、両腕に包帯を巻いた、二刀流の怪しい男が訪ねて……。
更新:2021/5/13
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誰にでも、黒歴史というものは付き纏う。 僕の場合は、中学二年生の頃に書き記した妄想垂れ流しの設定集。 通称、黒歴史ノート、計10冊。 それらは実家の奥底へと封印していたのだが。 「あのノートね、フリマに出したら売れたわよ」 ある日僕の黒歴史は、母の手によって売り出された。
更新:2021/1/1
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自分の小説に自信が持てなくなった時、書くことへの情熱が失われた時、他の人の書いた小説を罵倒したくなった時、そんな時に読んでもらいたい小説です。
更新:2013/11/8
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中二病を患っていた主人公は、異世界にトリップしたことにより更にはっちゃけて、色々やらかしてしまう。 のちに自分は巻き込まれて来ただけだったことを知り、中二病から覚めたことは良かったものの、後悔の嵐が。うぉぉっ!誰も私を見るなぁ~と消えろ!黒歴史!恥ずかしーっ!と失踪する主人公。 色々とやらかした償いに、顔を隠しながらこそこそと善行を行う主人公は、望まずしてその名を広める。そんな主人公に思いを寄せる男たちと、過去がばれたかと怯える主人公との、かみ合わない恋愛話。
更新:2015/4/20
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高校一年生の杏奈は、ずっと片思いをしていた藤堂渚と付き合うことになり、浮かれていた。 しかし、彼氏になった途端、藤堂は中二病になってしまう。 それには彼なりの事情があるのだが――。 コバルト短編、選外作品です。 カクヨムにも載せています。
更新:2017/10/7
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