目の前の光景をどう捕らえれば良いのだろう? 世界の狭間、雲海に浮かぶ小さな小舟の上でオールを持ったまま呆然としている美しいスーツ姿の男性がつぶやいた。 雲海、凪いだ海の彼方にはポツポツと小さな島が見える。 天空には天使達の住む宮殿か遥か上空に見え、雲海の下には悪魔や魔物の住む暗く殺伐とした魔界が見える。 その遥か下方に有るのが人間の世界、今は世界対戦の真っ最中だ。 「ルードビッヒ、君がまだ近くにいてくれて良かったよ」 そう言った先にはゆらゆらと魂の球体が浮かんでいる。 「僕の姿を思い出してくれないか?」 そう言った声の主のことを思いうかべた
更新:2017/2/26
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懐古的親類限定心霊話や、土着信仰にまつわる話、ちょっと不思議な話を投稿。 私の生まれは東北の端っこ、田舎の田舎。 古い風習の中純粋培養されていたうちは家を継ぐものだと思っていた。 その地から抜け出し、私の身に起こらなくなった出来事など…… エッセイだけれどフィクションだと思って読んでもらえれば嬉しいかなぁ…… だって、私を知ってる人が見たら多分簡単に特定されてしまうと思うから……
更新:2017/2/22
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幼い日のある夜、少女は細い細い啼き声を聞いた。それは災いを呼ぶ物の怪「ぬえ」の鳴き声であると教えられた少女トワ子は、ひたすらに己の心の中に隠し続けたまま14の時を迎える。 いつからか屋敷の離れで、妖しい魅力をもつ女中のミワと二人だけで過ごすようになったトワ子に縁談が舞い込む。 トワ子の耳の奥で、幼き日に聞いた鵺鳥の鳴き声が細く細くよみがえる。果たして災いは、誰のもとに訪れるのだろうか。 *一話の前書に「ヌエ」の説明を付け加えました。
更新:2013/10/20
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藤原氏の一の姫、似絵(にえ)。大臣を勤める父と、もと斎宮の母の間に生まれた高貴な姫。十六歳を迎える前日、姫は一族繁栄のため閻魔への似絵=にえ=贄だと知らされて捨てられてしまう。しばらくすると、『黄泉の宮』を名乗る閻魔の使いがやってきて、共に冥府へ下ることになる。 姫は閻魔の後宮に入るが、やがては閻魔に喰われる運命にあるらしい。そのとき、姫はどうするのか。コバルトノベル大賞、一次通過作品です(2012年)。
更新:2013/10/20
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小説になろうはチートばっかり!? そんなはずはない。世の中にはチートなんていくらでもいるんだ!! そんなに否定をしないで!! 彼らはかわいいくらいなんだ。現実に比べれば。 もし感想でチート主人公がうざいなどと言われたらこれを読んでストレス発散してください。 そしてその感想の返信にこの本文を乗っけてみよう。
更新:2017/2/19
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