その騎士は嘘つきだった。しかし、その騎士は誠実だった。稀代の嘘つきと言われた騎士がついたさ最後の嘘。愛する人のためについた最後の嘘とは……? おばあちゃんと子供の対話形式で進んでいきます。
更新:2013/2/4
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「いったいそりゃいつの話だい。確かに昔は、お客さんが言うとおりの美しい都を誇る国だったよ。だけどそれも、俺達が愚かだったせいで全部失ってしまった。百貫姫と一緒にな」 痩せて、顔色も悪い店主は、疲れに耐えかねたように傍らの椅子に腰を落とす。 「なんだい、詳しく聞きたいってか? 仕方ねぇな。愉快な話って訳じゃないが、足りない飯の代わりに教えてやるよ。昔、この国には百貫姫と呼ばれるお姫様がいたのさ」 目方にして百貫、ぶくぶくと肥え太ったみっともないお姫さま。夢のように美しい都にある、ピカピカに磨かれた城。痩せて貧しい小国の王子さま。 それぞれを語る、とある大陸の三つのお伽噺。 アルファポリス第6回絵本童話大賞最終候補作。
更新:2013/2/8
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
……みなさん、はじめまして。私は小さな書店を営んでおります、エフェメラと申します。本日は朗読会にご参加いただき、とっても嬉しく思います。今日、私が朗読しますのは、心優しい英雄と小さな黒妖精の冒険物語「勇者と竜の女王」です。それでは、宜しくお願いいたします。///全10話、一話につき2000~3000文字のお話です。拙作「お前ら!武器屋に感謝しろ!」の作中作でもありますので、合わせて楽しんでいただけましたら作者冥利に尽きます。
更新:2013/2/7
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
とある世界にある西方平原国に伝わる童話。 昔々あるところにおりました奴隷が自身の知恵を認められて大臣となりましたが・・・・・・・・・・ 拙作【勇者「おれ、お呼びでない?」】にて綿花伯の農奴の子供達に語られた童話を基に構成されております。
更新:2013/2/4
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
『白竜の姫君』と呼ばれる幼竜はエルフの秘境(温泉)で勇者に出会った。その存在は圧倒的で……
更新:2013/2/4
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
とある冬の日、少年が泣いています。その少年は答えを探しに塔を上ります。いつまでも、どこまでも、塔を上り続けます。無口な少女と陽気な影を連れて、少年は頂上を目指します。少年の名前はトーラスと言います。それ以上のことはわかりません。
更新:2013/2/7
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
猫にはお父さんもお母さんも兄弟も居ません。 覚えてる限り、ずっと一人ぼっちだったのです。 猫の生まれた意味は何でしょう。 猫の生きる意味は何でしょう。 猫の声は誰かに届くのでしょうか。 鳴いて鳴いて、その先に、猫の見つけたものは何でしょうか。
更新:2013/2/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。