文芸部員の雨宮彩織は、夏休みの終わり際、”夏”を探しに田舎へと帰省する。その先で再会したのは、かつての幼馴染であり、彼の初恋の相手──椎奈あやめだった。 そこで彩織は、彼女に『自分の色を分ける』ことを決意する。昔とは少し違う夏休みのなかで、ただ夏だけを描き続けた幻想綺譚。どこか懐かしくて物悲しい、狂おしくも儚い夏物語。 『縁なしの紺青の空、ただ立ち昇るだけの入道雲、アスファルトに霞む夏陽炎、降り注ぐような蝉時雨──僕は存在しない虚像の夏に、焦がれている。』 【原案:春夏秋冬 廻】 【執筆:水無月 彩椰】
更新:2023/1/6
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蒸し暑い夏の日照り、飛ばされないようにと押さえたつば広の帽子。 熱風にあおられ……。 なななんさまの「夏の涼」企画参加作品です。 銘尾 友朗さまの「夏の光企画」参加作品です。 著作者:藤乃 澄乃 無断転載は固く禁じます。
更新:2018/8/7
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受験生の時に好きだった人が、十年後に受験生になっていました。 十年前の夏、小学生に恋をして諦めた。 十年後の夏、故郷に帰ることにした。 小宮山都子(28):普通の社会人。趣味は大学時代の友達と遊ぶこと。初恋の相手は8歳の女の子。 佐倉閑(18):美人な高校生。物静かで感情を表に出さない。子供の頃は近所の高校生に懐いていた。
更新:2018/9/22
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乙女ゲームのヒロインに転生したけど、なにこれ暑い。 エアコンのない世界の夏とか耐えられない。 暑さ寒さに耐えられない令嬢は、乙女ゲームのシナリオそっちのけで、気温調節の魔法陣(=エアコンもどき)を求めて行動開始した! なろうユーザーの方々へ、残暑お見舞い申し上げます。 (『令嬢は暑さに耐えられない!』『令嬢は寒さに耐えられない!』『令嬢のとある冬の日』『令嬢のとある春の日』の続編で、最終話になります)
更新:2020/8/10
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今年の夏は何もない。 押しつけられる形でもう既に亡くなった母方の祖母宅への帰省を命じられた私。家のメンテナンスを兼ねて、祖父母の遺影と共に帰省するのが毎年の我が家恒例行事なのだ。 何もない夏に何もない場所。ゴロゴロ過ごしている私の元に一件のメッセージが。「『夏を満喫してまーす』の写真撮らない?」そんなメッセージから始まる夏。 今年の夏は何もない。だけど、私たちは同じ太陽の下で一生懸命生きているんだ。それは変わらずある。 銘尾 友朗さま 「夏の光企画」参加作品です。よろしくお願いします。 エブリスタにも重複投稿しています。
更新:2020/8/8
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昔と変わらない故郷の町。 近所を駆ける子どもも、秘密基地を作ったりして遊んだ雑草まみれの林も、彼女と二人で行った夏祭りも。 時が止まったように、ずっとそこにある。 ひぐらしが鳴き始めた、オレンジ色の空の下。 彼女は笑って、そこで待っている。
更新:2017/9/26
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夏は、しんどい。明け方も、早朝も、昼も、夕方も、夜も、四六時中暑くて堪らない。夜中は特に寝苦しくて困る。月とか蛍とか風情とか、本当にどうでもよくなってしまう。
更新:2021/8/2
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――私には、双子の妹がいた。 おとなになれずに、亡くなってしまった、妹。 蛍と、幼馴染の彬。亡くなってしまった妹、凛。 高校三年生、夏のはじまり。進路を決めて突き進む彬と、自分の気持ちを殺して生きてきた蛍。 彬は言う。「凛が死んだのは、蛍のせいじゃない」。 いつだって彬は、蛍の、ほんとうの気持ちを、見透かしてしまう。
更新:2016/9/9
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自宅に帰ったある日、一件の留守録が入っていた。 これは、一件の留守番電話から始まる物語。
更新:2016/8/15
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