滝戸左膳は、質屋を表稼業にした殺し屋だ。贋金作りで打首になった武士、滝戸弾正の庶子として闇に浸った道を生きてきた。 ある晩、左膳はいつものように鉄の狐面をかぶり、短刀村正で殺しをすませた。狐面も村正も父の形見だった。 その直後、彼はかつての師匠・みみずから警告された。倒したばかりの獲物は、雇い主からは盗賊と聞かされていた。しかし、実は伊賀者の忍者だという。 彼を専属として雇う為吉は、うわべは呉服を商っている。 左膳は、真相を知るべく為吉に会いにいった。為吉は、彼自身とみみずが左膳の父の所業……贋金造りそのものにかかわっていたことを語った。そして、左膳の父がオランダ渡りの錬金術を実現していたとも。
更新:2023/12/24
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十四年前、右腕ごと剣を失ったまま、バインドはさまよっていた。 身の内に剣を宿す『剣士』 その剣は何のためにあるのか。 失った者の存在意義は。 『剣は守るものも選ぶ』 その意味は。 王の剣士番外編。 ※個人サイトに掲載済みの作品です。
更新:2022/5/3
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公爵令嬢として生まれたサリアナは両親に愛され可愛い弟が居て、順風満帆の人生を歩んでいた。 しかし、サリアナの幸せは突然崩壊する。父が母の違う異母妹を連れて来たのだ。 仲の良かった両親は屋敷の中で共にいることがなくなり、弟はかなり早い反抗期へ突入、異母妹は部屋に閉じこもって滅多に出てこない。 変わってしまった家族と誰かを恨む未来に嫌気が差したサリアナは『姉』であることを選択した。 ※R15は念のためにつけております。
更新:2017/6/8
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大東亜戦争末期。日本は航空母艦『信濃』を建造したりと、現代の兵力の主役である航空母艦への兵力導入を急いでいた。しかし『信濃』が横須賀から呉への回航途中に撃沈されたことで、歯車は大きく回りだす。『信濃』と同じ時期に建造されていたとある一隻の航空母艦も突然艦種変更となり、戦艦へと改造された。しかしその戦艦はただの戦艦ではない。それこそ―――護衛戦艦『神龍』だった。そして神龍も、横須賀から呉への回航のために敵が制海権を握る危険な海へと出た……。その特殊な戦艦の艦魂である神龍は自分という存在意義と意味、そして想いを探し始め、全ての物語がここから始まった。
更新:2008/11/21
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