元禄時代、江戸に「くじら侍」と呼ばれた男がいた。かつて武士であるにも関わらず鯨漁に没頭し、そして誰も知らない理由で江戸に流れてきた赤銅色の大男――権藤伊佐馬という。海の巨獣との命を削る凄絶な戦いの果てに会得した正確無比な投げ銛術と、苛烈なまでの剛剣の使い手でもある伊佐馬は、南町奉行所の戦闘狂の美貌の同心・青碕伯之進とともに江戸の悪を討ちつつ、日がな一日ずっと釣りをして生きていくだけの暮らしを続けていた……
更新:2022/2/11
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
2010年陸上自衛隊東部方面隊第一師団が暴走。政権は倒れ陸上自衛隊幹部により新政府が作られ再軍備を始める。そして月日は流れ2025年、日本が誇る世界最大級の要塞島淡路島が朝中露同盟に攻撃を受け、何らかの原因で1864年にタイムスリップ。日本の歴史を変えようと軍人たちが立ち上がる。 1942年8月15日第二次世界大戦終結。ソ連の全世界支配により終わる。1951年装備を乗せて、元沖縄現在琉球共和国で力を蓄えた日本解放の軍隊「大和民族解放戦線」による反抗が始まる。 1951年の東京決戦により大敗北をした大和民族解放戦線。しかし、再び淡路島がタイムスリップしてきたことにより形勢は逆転。彼らの再びの反抗が始まる。
更新:2010/5/8
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
香を扱う大店「駒野屋」の一人娘のお凛は今年で十六歳になった。年頃のお凛の元には、縁談が山ほど舞い込んで来るが、当のお凛は色恋にとんと免疫がない。ある日、友達のお美代が神隠しにあったことを知り、お凛は新しく入った仏頂面の手代の誠之助と、婿候補の一人である色気過多の恭二郎と共にお美代を探し始めた。
更新:2012/9/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
団子屋の娘、絲(いと)は、稲荷神社で、行き倒れの男を見つける。 その男――佐田彦(さたひこ)は、稲荷神の神使であり、去った悪鬼の後始末にやってきたのだという。 人でありながら「神使」として、神様に仕える佐田彦と、裁縫が得意な絲が織り成す、あやかし奇談。 ********** 江戸時代の、架空の町を舞台にした、和風ファンタジー。 にわか知識満載なので、致命的なミスを発見したら、誤字報告、web拍手等でこっそりご指摘くだされば幸いに存じます。 遥彼方様の「ほころび、解ける春」企画、参加作品。 「禍、転じて福となりけり」は、「夏祭りと君」企画参加。 「紅につづく道の果て」は、「冬のあしあと」企画に参加しております。 投稿先:カクヨム、エブリスタ
更新:2020/6/18
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
東吾(とうご)は信濃の武家に生まれついたが、幼い頃に江戸へ養子に出される。しかし、子がなかった家に男児が生まれ、東吾はその義弟に跡を託して隠居する。何物にも縛られず、執着せず、気ままに生きる東吾は大枚に化ける変化朝顔を咲かせて生計を立てていた。そんな東吾を周囲は『朝顔師』と呼んだ。ある日、その東吾が通いで雇っていた下働きの老女、舟(ふね)が暇乞いをする。家事のできない東吾は、舟が後釜にと据えた娘を渋々受け入れるのだが――。 ※アルファポリス様にも掲載中です。
更新:2021/12/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
『南柯の夢に入るとき』作成途中でムダになったネタの敗者復活版。 あんないいかげんな小説ながら、考証作業はそこそこやっているので、ボツになったウンチクもけっこうたまってきました。 完全な自己満足です(思いこみ・思いいれたっぷりの意訳つき)。 不定期に吐き出す予定。
更新:2020/1/16
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
日本の歴史上登場する植物をできるかぎり詳しく網羅しました。 戦国時代でも、江戸時代でもこれを見れば、ほんの少しだけわかるんじゃなかろうかと思います。
更新:2013/1/14
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
安政五年、江戸は神田の長屋で暮らす貧乏侍の清次郎と棒手振りの喜市。そして縁あって共に暮らすことになった化け狸の侘助。 そんな侘助が偶然の出会いで手習いを受けることになったのは病弱な武家の息子で・・・ シリーズの第四弾になります。
更新:2010/5/27
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
安永五年、江戸で奇怪な事件が起こった。とある材木問屋の豪商が、昔捨てた女の生き霊なるものに脅され、実際に息絶えたのである。奉行所の調べにもかかわらず事件は迷宮入りし、200年以上の月日が流れた。そして今、ある男子高校生が、ふとした切っ掛けから、その事件のあらましをクラスメイトたちに語り始める。古典の授業中に現代へと蘇る超常ミステリー。
更新:2013/4/15
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「息をするように人を斬る」 刺客の子として生まれた平山小弥太は、父と共に殺しの旅に出た。 念真流という一族の秘奥を武器に、行く先々で人を斬って生き血を浴び、獣性を増しながら刺客として成長していく。 少年期の「小弥太篇」と元服後の「雷蔵篇」からなる、天暗の宿星を背負って生まれた少年の、血塗られた生を描く、第一回アルファポリス歴史時代小説大賞の特別賞を受賞した、連作短編集。その完全版が登場!! ――受け継がれたのは、愛か憎しみか―― <スピンオフあります!> 天暗の星~念真流寂滅抄~ http://ncode.syosetu.com/n5596cu/ ※狼の裔の前日譚(完結済) ※カクヨム・アルファポリスにも掲載中。
更新:2017/8/29
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。