「君には魔導師の才能がある。」 奴隷階級の少年リンは、旅の魔導師ユインからそう告げられる。 その日からリンの魔導師を目指す旅が始まった。リンはユインに連れられて魔導師の街グィンガルドを訪れ、塔の学院に入学する。 世界中から集められた魔導師達が研鑽を積む巨大な塔はリンの想像をはるかに超える世界だった。工場・学院・軍港・議会を一手担う複合施設。魔法無しでは移動するのもままならない難攻不落の迷宮。身分と財産、才能によって厳格に定められる居住区。 リンは賢いけれど口の悪い少年テオ、可愛いけれど意地悪な少女ユヴェンらと共に塔の頂上を目指す。 主題は才能と財産。 この小説はnote、小説家になろうにて重複投稿しております。 書籍化決定しました!レーベルはTOブックス様です。
更新:2020/5/24
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女は強く、男が弱い世界において、それでも強くあろうとした男は血の滲む努力と功績を認められ、国で唯一の男騎士となった。しかし、それは彼にとっては普通の男のように生きること、かわいいお婿さんになるとか、白馬に乗ったお姫様に迎えに来てもらうなどといった無垢な男の夢とは程遠いものになってしまったことを意味する。 しかし、そんな男に恋する姫がいた。 姫は男に言う。 「あなたも十分かわいい男の子よ」……と。
更新:2021/9/19
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日本の中央競馬所属の、若手騎手であった聖次郎。彼はひょんな事から異世界へと降り立った。 戸惑う聖次郎。 だが幸いな事に、魔王や魔物は存在しない。そして文明もそこそこ発展しているこの世界には、貴族の間で競馬が催されていた。 彼は、この異世界で『流れの騎手』として活躍するようになる。その聖次郎を支援する者の背景には、政治的な思惑が蠢いていた。 文化の発展と、庶民の期待を一身に背負う聖次郎。いつしか彼は、英雄と呼ばれるようになる――。 ※この物語に登場する有爵者は読み易さを考慮して、【名字+爵位】で統一しています。
更新:2022/3/7
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