聖龍の巫女として選ばれた私はひたすら聖龍の卵に祈りの魔力を送り続けていた。 そしてある時聖龍が孵化すると──お前は用済みだと追放されてしまう。 しかし、巫女の直感が告げていた。 孵化した聖龍が成体になるには私が必要だ、と。
更新:2021/7/12
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第一王子は『武』に優れ、第二王子は『知』に優れ、第三王子は搾りカス。 と、第三王子ヴィリアムは周囲から陰口をたたかれていた。 そんなヴィリアムは父である王より婚姻を結ぶように、と命令された。 その相手はダングレー侯爵家の令嬢カトレア──いわゆる政略結婚だ。 「どんな相手であろうと幸せにしよう」そう誓うヴィリアムの前に現れたカトレアはヴィリアムを拒絶こそしないものの仮面を被ったように表情を変えない。 とあるキッカケから理由を聞けば真に愛する相手と引き裂かれてしまったからだと言う。 そんなカトレアを笑顔にするために心優しいヴィリアムがとった方法とは……
更新:2021/6/23
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うぇいー、ちょっとだけでいいんだよ、ちょっとで。なんと読了までたったの5分! あー怪しいって? 大丈夫全然怖くないから。なんとね、この作品はね、幼馴染がざまぁされることも寝取られることもありませんっ。 これはもう読むしかなくない!? 読むしかないよね! はい一名様ごあんなーい!!
更新:2021/9/27
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メアリー・グレイは不細工な令嬢として学園で名を馳せている、 その欠点を補おうと勉学やダンスに励んで貴族の男女が通う学園で高い成績を修めるも、嫉妬から以前にも増して容姿のことを悪く言われるようになってしまっていた。 そんなメアリーは卒業式のあとに『認識阻害』の魔法で誰が誰だか判別できないようにして行われる仮面舞踏会で大暴れしようと決意するのだが……
更新:2021/6/22
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俺の婚約者──桐生透は浮気をしていた。それもぎりぎりアウトかな~、なんてレベルではない。もうどうあがいても言い逃れができないほど、ガッツリアウトだ。具体的に言えば腕を組みながら他の男とホテルから出てきた瞬間。その瞬間を依頼した興信所の所員がバッチリと写真に収めていた。その写真を見せつけると透は悪びれもせずに「バレちゃったんだ」と浮気を認めた。それどころか開き直ってくる始末。クソ……なんで俺はこんなやつと婚約してしまったんだ! 絶望のあまり壁に頭をうちつけ、気を失った俺が目を覚ましたのは病院ではなく……透と付き合う前の大学生時代の飲み会の会場だった。本性を知った俺は今度こそ透という悪女から逃れて幸せを掴んでみせる……!
更新:2021/9/22
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政略結婚で嫁いできたのだが、旦那様が私にだけ冷たい。 触れようともしない。 そんな旦那様が私のグラスに惚れ薬を盛っている瞬間を目撃してしまった。 その理由を問い詰めると……
更新:2021/7/20
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──どうしよう、冗談でしたって言える雰囲気じゃなくなったんだけど。
更新:2021/9/11
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コロナで会えなくなってしまった彼と七夕の今日、一年振りに再開することになった。 待ち合わせは渋谷ハチ公前。 コロナで変わってしまった街並みの中で少し待ち合わせの時間に遅れてしまった彼を待っていると 彼から電話がかかってきた。 待ち合わせの場所を変更したいらしい。 今度の待ち合わせ場所は渋谷スクランブル交差点前。 『スクランブル交差点ってさ、天の川みたいだよね』 電話越しにそう言った彼は信号が青になると同時に私のいる方へと走ってきた。
更新:2021/7/7
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