王都から離れた田舎の村に領地を持つ下級貴族、カインザス家の娘、スーザン=カインザスには夢がある。王子様と結婚してお金持ちになるという夢が……
更新:2017/12/30
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
私は幼馴染であるクラウス兄ちゃんとの婚約を破棄した。勇者になるっていうなら仕方ないよね! でも兄ちゃんの方は気にしてしまっているらしい。別にいいのに……。なんだかんだで無事婚約破棄書にサインももらえたし、後は頼まれていたお土産を買って帰るだけ。まず初めに入ったのは目についた鍛冶屋だ。父ちゃんからのリクエストに応えるべく入ったのだが、そこに並んでいた武器はどれも目を奪われる一級品。ついつい父ちゃんのものよりも自分の相棒探しに熱中してしまった。けれど結局買えずに店を後にする。その上、馬車は出てないし、宿屋は取れないし、酔っ払いには絡まれるしで災難が続く。そんな私の前に現れたのは一人の男だった。
更新:2019/3/13
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「この戦いから帰ってきたら聞いて欲しい話があります」--とリシェーラに言い残してディートリッヒは魔物討伐へと向かった。だが討伐から帰還したディートリッヒが彼女の元を訪れることはなかった。彼は彼女に何も告げずに城を去ったのだ。
更新:2018/2/22
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
国の中心部、王都での用事を済ませ、ここから2日ほど乗り合いの馬車に乗って帰ろうとしていたリリノアの目に1人の少年が止まった。その少年の首には、手には、足には、いくつもの鉄の輪と鎖が繋がれていた。少年は奴隷だった。
更新:2018/2/9
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
リンファスの夫、ジュードには変態趣味がある。 自らを馬と呼び、もう十数年も前にやっていた子どもの遊び『おうまさんごっこ』をまた二人でやろうというのだ。かつて使用人の子どもとしてメルビン家に来ていた彼を自分の馬にしていたことは、リンファスにとっては黒歴史。だがジュードにとってはそうではなかったらしい。毎晩、自分の上に乗ってくれとリンファスの元へとやってくる。 そんな彼と結婚するなんて想像もしていなかった。 なにせリンファスには子どもの頃から決められていた婚約者がいて、各所に結婚式の招待状まで送っていたのだから。
更新:2021/11/18
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
彼と一緒にいることができる。それだけで満足なのだから他に望むことなどしてはいけない。 彼は姉を愛している。私は姉の代替品なのだから-- 代替品シリーズの連載版。 視点入れ替わりあり。 他小説『代替品の花嫁』は視点をルナに固定したものになります。 二作の違いの詳しくは活動報告をお読みください。
更新:2018/1/9
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
多少の誤算はあったものの、8年にもわたる王子妃候補者の役目を無事に終えた私の足取りは軽かった。それは結婚相手が見つかるまでの間は『ハリンストン家の迷惑にならなければ何をしてもいい』とのお父様との約束があるからだ。僅かな時間とはいえ、『窓際の白百合』なんて大層なあだ名から解放され、その時間を存分に楽しむことにした。まず初めはずっと食べたかった城下町のクレープを食べに行くことに。早速、以前から目を付けていた城下町のクレープ屋さんへと向かい、妹のミランダの分を持ち帰り用に包んでもらう。そして自分の分はその場で食べようとするが……。※改稿前とエンディングが異なりますのでご注意ください。(二章5話から大きく変わります)※改稿前の方が第十回ネット小説大賞二次選考通過しました!
更新:2019/4/1
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
傍から見れば不思議な夫婦関係にルナは満足していた。ルナはルーカスと共にいられるだけで満足なのだ。それどころかルナはこれ以上望むことなどしてはいけないと考えていた。※代替品の花嫁の改稿版です。星印がついているところはルーカス視点になります。
更新:2019/4/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。