心の中で、彼のことを雨男と呼んでいた。休日天気が晴れていると、彼はいつも外へと出かけていく。どこに行くのか、誰と会うのかを、事実婚の妻である私は知らない。いや、聞けなかった。そんな彼は雨の日だけは家にいた。お互い言葉少なではあるけれど、時間の共有が心地よかった。 「そろそろ潮時か」 雨の降る金曜日、仕事帰りに怪我をした。明日の天気予報は晴れ。ろくでもないことが重なった日だった。 もだもだ系女子の好きな人の話 【雨の日】【怪我】【事実婚】 もだもだ小説第三弾。(第一弾:私のグリム先生 第二弾:幸せな恋は宝箱と共に・幸福で塗りつぶす) エブリスタ超妄想コンテスト「夫婦」優秀作品
更新:2017/10/1
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「初めましてステラ様、私は貴女様の世話係をしている者です。どうぞお見知りおきください。」 朝起きると違和感のある部屋、季節の反転した景色。パニックになるステラにそう言ったのは執事姿の青年だった。 いつからか一週間しか記憶の保てなくなっていたステラと、その世話をするとたった一人の執事。「忘れてしまったことを、忘れないで」先週の自分からのメッセージを胸に、限られた一週間という時間の中、ステラは失われた記憶とソラと呼ばせる青年の隠し事を探っていく。
更新:2017/5/19
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目が覚めると赤ん坊になっていた!しかもどうやら友達のやっていた乙女ゲームの世界で攻略キャラの双子の妹!まあ私はゲームとは関係ない……とか思ってたけどなんやかんやで兄を押しのけ、主人をヒロインや敵から守るために東奔西走いたします!日々の中で気が付く違和感や奇妙な思い、その全てから目を逸らしつづける。全てに気づくその日まで。 2016年2月20日完結しました! 不定期に番外編を更新いたします 番外編の方は、リクエストがございましたら、そちらを優先させていただきます。いただければ、狂喜乱舞しながら書かせていただきます。
更新:2021/7/23
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象がいなくなった。そう気が付いたのは仕事終わりのことだった。 一日一つずつ消えていく、箱庭の動物たち。誰もいない、誰も入れない部屋なのに。なんの価値もないただも模型。金品には一切手が付けられていない。 箱庭にいた、10匹の生き物は―― ****** 木下秋さんの「第四十四期テーマ短編」「象がいない」に参加中
更新:2017/4/15
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田舎の中の田舎、鳴子村に住む高校生と村民を取り巻く妖怪達の飽くなき攻防戦!
更新:2013/11/19
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田舎の中の田舎【鳴子村】に住む男子高校生と村を取り巻く妖怪達との飽くなき攻防戦! 基本的にホラー要素皆無です。これは第二弾ですが一話完結なので『俺と奴らの華麗なる攻防戦』を読まなくても大丈夫です
更新:2013/11/21
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電子書籍など、邪道だ!そんな女子高生とバイト先の古書店店主の話。本の良さと電子書籍の良さ。 ******** 木下秋さんの第四十三期テーマ短編:アナログ 参加作品
更新:2017/3/15
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