幼い頃、よくお星様に願うことがあった。窓辺の向こうで輝くほうき星を見つけて、もっぱら願ったのは過去に戻りたいという願い。王子に婚約破棄された日の夜も、わらにもすがる思いで星に願ったのだ。婚約破棄を無かったことにしてほしいと。でも、私の選択は間違いであった。もしも一度だけ本当に過去をやり直せるのなら、私は過去に戻りたいなんて絶対に願わない。
更新:2020/4/15
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カンパネラは妾の子として、本来、社交界に通うことができない身分だ。だが、彼女は持ち前の美貌である琥珀色の目に、新雪の様な綺麗な白髪、整った顔立ち、目つきが鋭いことは除く。それらと優れた頭脳を最大限に生かし、男達を手玉に取り、成り上がって社交界や政治の場に参加する。しかしある日、彼女は社交界で、彼女のライバルである男爵家の女により、婚約者第七王子マルテッロ・オーギュスタにこれまでの悪事をばらされてしまう。
更新:2017/6/1
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ラングランド王国に甚大な被害をもたらす竜が倒された。竜を倒した者に与えられる権利は、王の娘との婚姻だった。王には二人の娘がいた。姉のアンジェと妹のリコエッタ。美しい姉のアンジェと幾分劣る妹のリコエッタ。皆がアンジェのために剣を取ったが、竜を倒した勇者シオンはリコエッタを選ぶ。皆から祝福されるものの、だがアンジェだけは違っていた。それがすべての歯車が狂う原因だった。※「アルファポリス」にて同時掲載しています。
更新:2018/5/16
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カンパネラは妾の子として、本来、社交界に通うことができない身分だ。だが、彼女は持ち前の美貌である琥珀色の目に、新雪の様な綺麗な白髪、整った顔立ち、目つきが鋭いことは除く。それらと優れた頭脳を最大限に生かし、男達を手玉に取り、成り上がって社交界や政治の場に参加出来るようになった。そして彼女は父親のコネを使い、この国の第7王子マルテッロ・オーギュスタと婚約するため、彼との顔合わせをセッティングする。*「悪役令嬢の私がただのツンデレになったのは、婚約者の貴方のせいよ!」の連載版になります。※「アルファポリス」にて同時掲載しています。
更新:2017/12/28
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初めてのお客さんですね!ハロー、ハロー、こんにちは!ようこそ、猫猫亭に!ほら、お客さんもそんな入口に立ってないで、冷やかしじゃなったらどうぞ中に。狭いですけど。注文はクリームパスタでよろしいですか?ん、なんですか?料理が出てくるまで、何かお話してほしい?いいですよ、私も暇してたんで。意外でしょうけど、私、昔は貴族だったんですよ。しかも結構なお嬢様だったんです。ちょっと前の話なんですけど、あの婚約破棄の話有名じゃありませんでしたか?
更新:2018/1/21
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ベルは森の中で家族のスノードと暮らしていた。そんな彼女はいつも夢を見る。ボロボロになりながらも自分を守る騎士の夢を。ベルは、それがもしかしたら前世の記憶かもしれないと思っていた。彼女には人間には使えないはずの魔法が使えたからだ。きっとそれが何か関係あるものだと思えてならなかった。だが、魔法が使えるせいで麓の村の住人から忌み嫌われていた。そしてそれが理由で、彼女はある日村の住人に生贄に選ばれてしまう。
更新:2017/7/25
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私の名前は薫という。今年で歳は二十半ばを迎える。父を結核で亡くし、幼い姉妹達を養うため叔父の家に女中として奉公に行った。そして、そこで叔父の息子「清太郎」と出会うことになる。あれは、まだ清太郎さんが両の手の指で数えられる年齢の時のことで。同時に私が丁度齢二十になった時のことでもあった。そして彼を一目見たとき、年齢も、立場も違う彼に恋をしてしまった。だが、それは彼も一緒だったのだ。※「マグネット!」、「アルファポリス」にて同時掲載しています。
更新:2018/1/2
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地元の動物園からペンギンが一羽脱走したというニュースを見たのは、数日まえのことだった。朝にやっていたニュース番組で、可愛いニュースキャスターのお姉さんが淡々と話していた。ワイプ画面に映された動物園の職員にインタビューしている画像を交えなが話していた。それから数日後の夜にわたしはニュースでみたペンギンに出くわすことになる。
更新:2019/2/8
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婚約者のいるアリアには最近気になる相手ができた。相手は男爵家のジョゼという男。特徴の薄い男だったのだが、些細な理由で彼のことが気になった。そしてある日、事件が起こり咄嗟に彼に告白してしまう。
更新:2018/12/23
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