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作:水城ゆきひろ

【冒険者ギルドのお仕事】 ~冒険者からの売れ残りを片付けているのは〝役立たず〟〝ゴミ箱〟と嘲笑われる最強の従業員だった~

第一章、無事に書き終わりました。 第二章も頑張りますので、応援のブクマ等よろしくお願いします! 『ルウラ』の冒険者ギルドは、西方大陸でもっとも賑わっているギルドだ。 そんな大人気ギルドの従業員達は頻繁に出入りする冒険者と依頼者の対応に追われ、日々忙しく働いている。 そんなルウラ冒険者ギルドの従業員の一人に、常連の者なら誰もが知る青年がいた。 彼は中央大陸の冒険者ギルド本店からルウラに派遣されてきて二年。引っ込み思案な性格で、受付に立つわけでも冒険者の応対をするわけでもない。 唯一の仕事は何日も売れ残っている依頼の打ち切りを判断して、掲示板から剥がしていくだけ。 他の従業員からは『役立たず』『給料泥棒』と陰口を叩かれ、一部の冒険者達からは『ゴミ箱』などというあだ名まで付けられている────。 しかし彼の実体は、誰も引き受けなかった依頼を裏で解決していく事を目的に、ギルド本部が試験的に作った【ソティラス】のメンバーだった。 これは、数多あるファンタジー物語の中で冒険者に請け負われなかった依頼はどうなるのか? にスポットを当てた、とある冒険者ギルドの従業員について書かれた物語である。

更新:2022/5/15

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作:水城ゆきひろ

攻撃力ゼロの無能と呼ばれた少年は復讐の魔王となりて……

 スライムすら倒せず〝攻撃力ゼロの男〟とバカにされ続けた少年──レクセル・バートンは勇者を目指して冒険者になったはずが、日を増す毎に不遇な立場に追いやられ。ついには自分の母親を殺される事態となり、復讐の為に王国を滅ぼす事を決めるのだった。  冒険者として雑魚と言われた続けたレクセルだが、彼は知らなかった。実の父親が魔王であり、確かにその規格外の強さを継いでいるはずの彼は、女神が与えたスキル『慈愛』によって〝絶対に対象を殺す事が出来ない〟という制約が働いているという事を。  その事実を知ったのは、最弱魔法スキル『石つぶて』しか攻撃手段が無いという真の弱者であるルカストレア・パールゲイツという少女だけだった。 そして彼女の存在は、復讐を誓うレクセルの運命を左右していく事になる。 ────────この物語は、本当の力を抑制されている事を知らず無能とバカにされ続けた主人公が、一人の少女と共に人間として、そして魔王として成長し。いつしか英雄と呼ばれるまでになっていく物語である。

更新:2021/6/25

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