王城の直ぐ裏の森の奥に住む魔女の下へ、新しい伝令係が来た。 王家から密かに直接仕事を依頼するために遣わされている伝令係のはずが、彼は彼女に向かって背後からいきなりナイフを突きつけてきた。 魔女はこの森に50年は住んでいると聞いたのに、いたのは若い娘だから不審者と決めつけて……。 大昔にとある悪い魔女の呪いで不老不死となった女と、軍内で通称お世話係と馬鹿にされる伝令係に任命された男の物語。 このお話は1話1話を短めにしています。 8万文字程度の予定です。
更新:2024/2/26
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人に知られてはいけない秘密を抱えるルアルは、実の父親から化け物と言われ、森の中に隠れるように住んでいる。 月に一度、作った魔法薬を納品するために町に行き、帰りに食堂で食事をするのが唯一の楽しみだった。 魔法薬を納品している魔道具屋のアンヌから、国境沿いに魔獣が出始めて宗主国から駐留軍が来ている。食堂も混んでいるらしい。と聞かされる。 混雑する食堂でルアルは少将と呼ばれる男と、不測の出会いをすることになる。
更新:2023/12/1
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この世界の端の海に浮かぶ小島にあるファンデエン国の王女ディアーヌに、大国スヴァルトから婚姻の申し込みがあった。スヴァルトは現王に代替わりしてから急成長を遂げた大国であり、国力の差からも断ることは不可能だった。 しかし、ディアーヌは年の差のある結婚や覇王という異名を持つ王エドムントに嫁ぐことを拒否。 独断で自分の侍女ディートリンデを身代わりとして差し出した。「幸せになりなさい」と、ディートリンデを思ってのことのように嘯いて。 覇王と呼ばれる男の下に身代わりの自分が現れたらどうなるか――ディートリンデには死刑宣告も同然だった。 しかし、身代わりが送られてきたとわかったエドムントの反応は意外なもので……。
更新:2023/11/21
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就職してからずっと彼氏のいない藤原莉子は、焦っていた。 こんなに彼氏を作るのが難しいとは思っていなかった莉子は、婚活アプリに登録している。 だけど、なかなか上手くいかない。 あるとき、会社の後輩から知り合いの知り合いという男性を紹介してもらう。 好みの男性に舞い上がってしまう莉子は、酔っ払い、冷静さを欠いていた。 5万文字程度のお話です。
更新:2022/10/28
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【本編完結】 10歳の頃から8年間王太子殿下の婚約者候補だったマリアベルは、正式に婚約者の発表まであと一年という頃、後ろ盾だった両親と嫡男の弟を不慮の事故で失う。 スワロセル公爵家は叔父が継ぎ、家族の思い出が詰まったタウンハウスは叔父一家に浸食されて塗りつぶされていく。 家族を失い悲しみに耐え妃教育に励んでいたマリアベルだったが、王太子殿下には南の国の王女との縁談が持ち上がり、マリアベルは冷酷騎士と噂される辺境伯様との結婚を命じられる。 そしてマリアベルは失意のどん底の中、ひとり辺境領へと向かうが…。 R15は念の為です。 番外編の順番を入れ替えました。話の内容は変更ありません。
更新:2021/6/22
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【本編完結】 他国の兵に訳がわからないまま捕らえられた薬屋のレイニアは窓もない堅牢な馬車で移送中に崖崩れに巻き込まれた。崖崩れの衝撃で意識を失うと、前世の記憶を思い出す。 追っ手が迫る中、レイニアを救ってくれた魔導士キリルが自分の国まで来るかと誘ってくれたので一緒に行くことに。 お金を稼ぐためにギルドへ登録しに行くと、自分の事を普通の薬師だと思ってたレイニアにギルドのお姉さんから「あなたは魔女よ」と告げられ、すんなりとは受け入れられなかった。 キリルが結構凄い魔導士だと知ったり、誰の誘いも乗らないキリルが初めて組んだ相手が自分だと知って申し訳なく思ったりしながら、レイニアの新たな生活が始まる。 R15、残酷な描写あり設定は念のためです。 作中で出てくる医療知識や衛生知識はあくまでも異世界の物語の設定です。
更新:2021/8/26
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