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作者:ミズメ

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作:ミズメ

【連載版】婿探しをしていた夜会で、宰相子息が婚約破棄され私との結婚を命じられていた【第一章完結】

十八歳になったクラウディア・シェーンハイトは家のため婿を探していた。 生家の辺境伯領からはるばる王都の夜会にまで繰り出し、初めての社交というものに目を白黒させていた。地元にはクラウディアのお眼鏡にかなう人物はひとりとしていないため、婚活は難航している。 『わたくしたち、婚約は破棄いたしましょう!』 そんな時、パーティーの中央から高らかな宣誓が聞こえた。寄り添う男女の前で、やわらかな茶髪の男性が困った顔をしている。 それを言ったのは王女で、婚約破棄を言いつけられていたのは宰相子息のジルヴェスターだった。 『お前はシェーンハイト家の熊女に婿入りするの、これは王命よ!』 (エッ!!??ありがとうございます!) ○厄介払いのように辺境伯への婿入りを強いられた宰相子息ジルヴェスターと武闘派の辺境伯令嬢クラウディアが、辺境伯領を盛り立てていくお話 連載版にしてみました!不定期更新です!!

更新:2024/4/3

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作:ミズメ

その結末はお断りします! 嫌われ転生聖女が悪役殿下を救って溺愛されるまで

「光魔法は稀有な力である。国のために貢献せよ」  急に下町の小さな家に押しかけて来た国からの使者だという男たちにそう言われて、セシリアは王都の学園に特別入学をすることになった。  ここは魔法のある世界。 学園生活に胸を膨らませるセシリアだったが、どこか見た事のある麗しの貴公子たちからはことごとく邪険にされてしまう。  彼らを見て気が付いたが、ここはファンタジー小説『済生の聖女』の世界だった。セシリアはヒロインの聖女のはずなのに、皆はライバル令嬢のリディアーヌばかり溺愛し、セシリアには必要以上に冷たい。 (だったらいいです。私も勝手にしますから!) 開き直ったセシリアは何もかも無視をして、前世の最推しかつラスボスであるヴァンスの死亡フラグをへし折るために全力で関わることにした。なんとしても、この結末だけは絶対に阻止したい。  はじめは当たり障りのない態度だったヴァンスも、愛の力(?)で発光するセシリアに段々と心を開いてくれるようになる。  セシリアを嫌っていたはずの面々の態度も徐々に軟化していくが、そんなことは置いておいて、 「リア。いけない子だ」 「はひ……!」  セシリアは今日も推しに夢中である。 これは、原作小説と違って何故かみんなに嫌われているセシリアが、推し(教師かつ死亡フラグ付きのラスボスかつ王弟殿下という全部乗せ)に捨て身でぶつかり発光しながら世界を救うお話です。

更新:2023/4/6

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