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作:黒長 二郎太

加齢臭と転移する竜 (内容まとめ:おっさんが異世界に終活をしに行く話なのですが、なぜか『ほのぼの』と言われています)

■主人公のおっさん(1971年生まれ)が真面目に終活をするお話ですが、1章から読むと、異世界でほのぼのするお話に見えるようです。 ■異世界と現代日本を跨ぐ話になっています。両世界をお気軽に行き来することはできないので、行き来するたびに大きなペナルティーが発生しますが、それでも何度か行き来します。 ■現代日本側から読み進んでも1章に繋がるので21章から読んでもかまいません。現代日本側だけ読んで終わりにしても構わないと思います。 ■おっさんがいつも酷い目に遭わされるスリリングなお話ですが、読者の方には、ほのぼのしたものに見えるようです。 現代日本に戻っても、から揚げにレモンを絞られたり、勝手に生ビールを注文されたりと、酷い目に遭わされています。 ■主人公がおっさんで、その年の人だけが知る当時の状況も書いています。 古すぎて若い人には通じないようなネタも入っていると思いますが【コーヒー吹いた】等の感動の声が寄せられています。 ■結局おっさんは、納得できる最期を迎えるために、異世界に行ってしまいます。 ■ところが、異世界に何をしに来たのか忘れて、面倒ごとに巻き込まれ、けっこう楽しそうです。 ■終活のお話です。終活完了まで投稿する予定です。 ■文章の修正は頻繁に行いますが、誤字修正や、読みやすくするための修正です。話の中身は変わりません。

更新:2024/3/24

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作:松島 雄二郎

最終章 『春のマリア』

 春も未だ遠き日、運命の王子は愛した少女の亡骸を抱いて慟哭した。  摩天楼に浮かんだ煌びやかな貴種の微笑みを血涙する憎悪の眼で睨み上げ、復讐を胸に帝国を発った。  春も未だ遠き日、運命の聖女は未だ世界の悪意を知らない。父の温かな腕に抱かれて、悪なる者と善なる者の区別さえつかずに落雪する大地に横たわる者どもを見つめる。  春も未だ遠き日、放浪の旅の果てに少年は己の運命を知った。すべてを取り戻すと決意した。  時は来た。春はもうすぐ傍だ。さあ聴こえるだろう運命の足音が!  舞台はすでに整った、帝国はすでに沸騰しているぞ。無限に積み重なる憎悪の負債が大量の死を願い、悪意の聖歌を唱え始めている。  これより始まるは嵐の春。狂気と裏切りがルールの狂った宴。何も知らぬでは絶命は必死。何一つ欠ける事のない準備は整っているのだろうな!  お前が立ち向かうは死の運命。生半可な決意ではまた犬死にだ。今度は誰を信じる、その友を信じていいのか? 馬鹿め、幾度裏切られれば学ぶのだ。どうせ裏切られるのなら先に裏切ってしまえ。友も女もすべて裏切ってしまえばお前は無敵だ!  野良犬よお前に守り抜けるのか? 愛した公女を、憎めぬ友を、兄と慕った男を、そして己が身を! お前の積み上げてきた全てが試されようとしているぞ。  春はすでに眼前にあり、革命の聖女の物語が幕を上げる。

更新:2024/2/24

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