死刑執行を生業とする一族の末娘、フィリナは凄惨な過去によって、逃れられない宿命を受け入れ生きてきた。いつものように一人で訪れた地下牢で、ある罪人と出会う。牢の中で微笑む青年レイズは、仲間とともにフィリナを連れ去った。 一方、その知らせを受けた一族の長レガートと、フィリナを慕う屋敷女中のチリルはそれぞれ彼女の救出へと動き出す。 逃げる罪人と人質のフィリナ。追いかける一族と屋敷女中。彼らは一路、国境を目指す。 フィリナは、レイズと愉快な仲間たちに戸惑いながら、逃げることに希望を見出していく。レイズは、血と過去に苦しむフィリナを愛しみ、時に優しく傷つける。 彼がフィリナを連れ去った目的とは。そしてフィリナの向かう先に待つものは。
更新:2016/8/13
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婚約者はまさかの既婚者で、奥さんに慰謝料を取られた雛菊は、会社を辞めて弟である海里の元に身を寄せていた。が、ついに部屋を追い出されてしまう。新天地で一人寂しく買い物をしていると、今度はひったくりに。踏んだり蹴ったりで泣きそうになっていた雛菊を颯爽と助けたのは――――犬!? 恋愛に消極的で鈍感な雛菊と、動物(特に犬)好きで二面性のある彼との、何か噛み合わない恋愛になる予定です。 初めの内はたぶん恋愛要素薄めです。 ※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、企業等とは一切関係ありません。 ※R15は保険です。
更新:2016/12/24
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わたしの部屋の隣の空室に、挙動の怪しい男性が引っ越して来た。顔はサングラスとマスクに目出し帽で隠され、ボストンバッグを抱えるその姿は、銀行強盗。 そんな問題ありな隣人に、ドン引きしたり腹を立てたりしながらも、ほだされていってしまう女の子のお話。 *病名は伏せてありますが、ある病気が出て来ます。実際とは違ったり、個人差があるので、フィクションだと思ってお読みください。コミカルにしてあるので、そういうのがだめな方にはオススメいたしません。 *病気と当人の性格性癖には、まったくの因果関係はありません。 *毎日20時更新予定。
更新:2018/3/6
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神社の境内で年に二回だけ開かれるマルシェ。手作りのアクセサリーが好きな架帆は、いつものように素人アクセサリー作家のコウくんのところへ。嫌な記憶が浮上しても、それを消し去るような彼の笑顔に癒されていたのだけれど……。 マルシェでのちょっとしたハプニング?と恋のお話です。 *ここでいうマルシェは手作り市のことです。 *この物語はフィクションです。実際の団体等とは一切関係ありません。
更新:2017/1/14
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あれ?目の前に巨大な白うさぎが……。 あたしは蜂と間違われて、使い魔として異世界に召喚されてしまった。そこは花族と獣族が対立し、統べる世界。あたしを喚んだのは花族の姫、花姫様。 花姫には使い魔にしか頼ることが出来ない、淡く密かな願いがあった。それは森で出逢った恋い慕う相手に、恋文を届けて欲しいということ。 禁忌の恋は、花姫の婚約者によって引き裂かれそうだという。 花姫に押し切られる形で、あたしは渋々了承した。使い魔としての役割を終えれば、あたしは元の世界に帰れる。蜂に出来ることだ、あたしにも出来る! だけど仕事前から、天然花姫と純情守り役の相手に、あたしは疲労困憊。それなのに花姫の婚約者まで絡んできて……。 うさぎ様……。あたしはちゃんと、お家に帰れるんですよね?
更新:2016/10/15
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結婚して三年目とちょっと。子供はなし。突然夫に外食に誘われた。一月三十一日という何でもない日に、なぜ?――もしかして……浮気してる?
更新:2017/1/31
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