7歳の時。私、リルフィはとある理由で元いた家を追い出された。 頼れる存在たちの先導のもと、国の端っこの田舎町の孤児院に身を寄せる。 そんなこんなで、かれこれあの日から早10年。 もう少しで18歳。成人で、一人立ちだ。 1人で生きていくための知識も力もずっと勉強してきた。成長した今なら何だってできるよね! でも、とある者たちの断罪が決まったことで、止まっていた “何か” が動き出す。 公爵家の正当な後継者。 母様の死の真相。 私の、力について。 なんで、こうなるの? 私は普通に、ゆっくり、穏やかに、暮らしたいんです! あんまりしつこいと私の友達が怒るからね! *** 以前投稿した短編『公爵家に戻れと言われてもお断りいたします』を長編化したものになります。 R15は今後の展開次第ではどうなるか分からないので、一応の保険として付けています。
更新:2024/5/20
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今はこの世にいないあたしの大切な我が子。あの子が存在した事を皆に知っててもらいたい。
更新:2007/4/23
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