雨……。一人。バス。電車。
更新:2023/5/16
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これは世代交代を『する側』ではない。『される側』の視点で紡がれた物語である。 利根亮平、38歳。サッカーのベテラン選手。 母を自死で亡くし、苦労しながらプロになった。 いつまでもサッカーをプレーし続けたかった彼だったが、老いは誰にも必ずやってくるもの。 衰えを自覚しながらも、彼は『自分自身の引退』というものに現実味を感じずピンと来ない。 あるとき、チームは彼に後継者を見つけたと一方的に面倒を見ることを強制する。 若さに溢れる少年に、自分の老いを否応でも感じざるを得なくなり…… 『灯火』
更新:2023/5/11
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浄水場に勤める『俺』はある日、人の言葉がわかる不思議なキツネと出会った。以降、友達となった彼はそのキツネから日常で役に立つことを色々と教えてもらうようになる。読むあなたにとってもきっと糧となる、『ムダにはならない』作品。 ※こちらは、短編として掲載していた『人と話せるキツネに叱られた。』シリーズに手直しを加え、未発表エピソードも加えた一話完結集作品となっております。
更新:2023/4/23
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【アルファポリスの第5回ほっこり・じんわり大賞、奨励賞作品】 青山カレンは28歳、東京・東銀座の老舗菓子店勤めのアラサー女子。 趣味はレジン樹脂のアクセサリー作り。 あるとき社内のカフェスペースで話していたら「うちの会社は副業禁止だぞ!」と意地の悪い上司から怒鳴られることに。 えっ、副業!? 違います! スマホの出品アプリでも送料と手数料とで赤字だし、そもそもただの趣味なんですけど!? そう訴えるも、上司は副業副業と詰め寄って来て次第にパワハラめいた脅しまで…… ブラック上司に目を付けられてクビ寸前の絶対絶命のアラサー女子は逃げきれるのか!? むしろ反撃しないのか!???(社畜には無理ー!)
更新:2023/4/15
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公爵令嬢のアメリアは、婚約者のフェリクスに恋をしている。 その彼からお願いされコサージュを作ってあげたのだが、約束の日にフェリクスは身につけてくれなかった。悶々とするアメリアは、庭園で彼の声を聞いてしまう。「欲しくもないのに手紙つきでプレゼントされても困る。」あの時コサージュをメッセージカード付きで贈ったアメリアは凍りつく。そしてフェリクスへの初恋を忘れるため、彼と距離を置きはじめる。しかし、なぜかフェリクスの態度は甘くなっていって…?消えたコサージュの謎が解ける時、彼女の本当の過去も明らかになっていく。 健気に身を引こうとするヒロインと、愛する婚約者の思い込みに翻弄されるヒーローの、すれ違いじれじれ物語です。
更新:2023/4/2
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トラブルにより前職を辞した主人公は、何もかも忘れるために地方の街へ移住を決断した。新天地で新たなスタートを切った主人公だったが、ネットでその土地にまつわる不思議な噂を耳にする。廃村の公園で人のようなものが遊んでいるというのだ。興味を惹かれた主人公はさっそく公園の様子を見に行く。しかしそこは、ただの公園で不思議なものは何もなかった。近隣の住人は心霊スポット扱いされて迷惑していると話す。ゴミを捨るなどの迷惑行為に及ぶものもいるという。話を聞いた主人公はどうにかしてこの問題を解決できないかと頭をひねる。そして思いつく。シンプルで簡単に実行できるスマートな解決策を。
更新:2023/3/12
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花帆(かほ)は大学への進学を機に一人暮らしを始め、同級生の名都(なつ)と出会い意気投合する。 独特の感性を持ち、奔放ながら時に儚げな陰りも見せる名都に振り回され、惹かれていく花帆。 やがてある事件をきっかけに名都は失踪し、花帆は心を閉ざして孤独な生活を送り始める。 翌年度の4月。2年生になった花帆は深夜の無人公園で独り名都を偲んでいると、凍えながら原付で街を徘徊する青年と出会う。 眞輔(ますけ)と名乗った彼とのちに校内で再会し、一学年後輩の新入生だったことを知る。 眞輔との交流を通し、徐々に周囲の人々へと視野を広げていく一年と、親友名都と過ごした褪せない記憶の中の一年。 現状と回想を交錯させながら過去と決別すべく、花帆はもがく。 青春にサスペンス要素を足した女子大生の鬱屈モラトリアムです。 ※「ノベルアッププラス」と重複投稿です。
更新:2023/3/10
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シビルは、代々聖女を輩出しているヘンウッド家の娘だ。 シビルは生まれながらに不吉な外見をしていたために、幼少期は辺境で生活することになる。 皇太子との婚約のために家族から呼び戻されることになる。 シビルの王都での生活は地獄そのものだった。 なぜなら、ヘンウッド家の血縁そのものの外見をした異母妹のルシンダが、家族としてそこに溶け込んでいたから。 家族はルシンダ可愛さに、シビルを身代わりにしたのだ。
更新:2023/3/3
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近未来。数字が偏重され「番号持ち」と呼ばれるごく少数の特異な人間が優遇される社会。 その頂点に立つ数学統監府という組織。 高校に通う蓮森数美は文学を愛し「番外」と目されて軽んじられていたが。 やがて彼女を中心に「番号持ち」、更には「記号持ち」と呼ばれる人々の争いが始まる。
更新:2023/2/23
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