◆四十年前、無刀令が布かれ各地から『禁器』が、ここ錬の国へ収集された――。そして四十年後の現在、禁器を保管した地下幽閉庫から五本が盗まれる。しかし国はこの事実を隠蔽した。――一方、国で暮らす全ての人には平等に平和な筈の明日が訪れた。殺し屋・武器屋・娼婦・旅人・姫君・戦士・一般人。生を謳歌する時――五本の禁器を巡り、様々な事件が巻き起こる。◆悪魔の武器屋アルコルのリテイクです。リテイク、と言っても内容は様変わりして、殆ど別物ですが。楽しんでもらえたら幸いです。
更新:2013/3/30
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“ルリの花はどんな願いもたった一つだけ叶えてくれる” 不治の病の兄を持つ少女・リッカは、願いを叶える花の伝承を信じていた。兄のために花を摘みに出掛けた先で、偶然遭遇してしまった王族の気まぐれにより、奴隷にされたリッカ。黒い瞳のせいで忌み嫌われ、身も心も酷使された挙げ句、兄に再会する事なく、リッカは無残に殺される。 ────これは、一人の少女の死から始まる復讐の連鎖。 歪んだ愛情と憎悪、思惑が錯綜する中、復讐が成し遂げられるまで。 ※ハッピーエンドではありません。 ※視点変更していきます。 無断転載厳禁! 作者:銘水
更新:2017/4/1
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祖国を滅ぼされた王女シャスティエは、仇の王の側妃になる。密かに復讐を意味する名を名乗り、夫には心を許さず、祖国の血を引く子に敵の国を継がせるのが目的のはずだった。 けれど彼女の心は揺らいでいく。敵国内の不穏な情勢、周辺国の野望の前には、仇のはずの男こそ最も信頼できる同盟相手だったのだ。優しく美しい王妃との交流や、生まれた子供に芽生えた愛も、彼女の憎しみを溶かしていく。一方で、敵対する者たちの悪意と陰謀が容赦なくシャスティエを襲う。 戦いに心身を翻弄される王女は、それでも血に濡れた道を歩む。かつては憎んだ王と共に。 ※各話ごとに視点が変わる群像劇です。対立する登場人物が織り成す権謀術数をお楽しみ下さい。 ※割とあっさり人が死にます。 ※カクヨムにも掲載しています。
更新:2018/10/1
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技術の進化は全ての娯楽を過去のものにし、そして多くの希望と絶望を生み出した。 VRMMO――それは俺達の夢の世界のはずだった。 VRMMO――その世界でこそ俺たちクズが輝き、つまらないリアルを忘れることができるはずだった。 VRMMO――俺達はこの世界で英雄になるはずだった。 特別な才能を認めるな。バーチャルにリアルを持ち込むな。ゲームはゲームらしく楽しめ。 この物語は、「Oblivion Online」――通称「乙」に最後の望みをかけた、愚かなガチ勢たちの戦いの記録である。
更新:2018/10/3
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それはとある劇場のロビーで突然起こった出来事であった。 「アルメリア・ラウリーア、貴様と婚約を破棄する!」 高らかな宣言に、ロビーにいた人々の目が集まった。 劇を見るよりも楽しい、現実の悲劇、或いは喜劇に皆がその行く末を見守ったのである。 ※アルファポリス にも掲載
更新:2021/10/3
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商会の娘マリーナは16歳。16歳年上のライオット伯爵(ババ付きコブ付き)に命を救われた5歳の時に恋に落ちた。家業の付き合いもあり憧れ続けて11年。伯爵の方から婚姻の申込みを受けて幸せいっぱいで結婚した。未だ学生のマリーナは表向き婚約者という事にして、通学に義母の介護に一つ下の義娘の手伝いにと忙しくしていたら、伯爵が外で複数の女性と会っていた。あれぇ?これって騙されていますか?
更新:2021/4/7
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『マッチ売りの少女』そう呼ばれた女の子がおりました。寒空の中でも裸足で歩き、汚れた籠の中には沢山のマッチ箱。哀れむ気持ちでマッチを買う人がたまにいるくらいで、少女の事を気に掛ける人は殆どおりませんでした。 青年もその一人でした。少女を滑稽に思いマッチを買い続けて、そしてある日青年は自分の心が汚れていた事に気が付きます──
更新:2020/6/23
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