聖女カナは――傭兵となった。 王の暴走をいさめた結果、カナは妹共々追われる身となってしまう。 大切な妹を守るべく身を寄せた先は、子供だらけの傭兵団。 一方で、各勢力の思惑によって国は割れ、平和なガルフリート王国に戦乱が巻き起こる。 傭兵となったカナは兄であるアリエーナ伯の側につき、国と戦う道を突き進む。 揺れ動く情勢のなか、聖女であるカナは――、意外にも自由な旅を満喫するのであった。 銀髪の聖女が気ままに動き、戦場を駆ける、歴史と戦争の王道ファンタジー。 ――これなるは、聖女と傭兵の物語。 ――これなるは、記憶と記録の物語。 ――これなるは、人喰いと魔の物語。 これよりはじまるは宴のとき。 いざ、族滅の宴なり――。
更新:2022/4/15
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ラザフォード侯爵家に嫁いだ伯爵令嬢エルヴィラ。愛する夫との生活は彼の子を身ごもったと押しかけてきた『異母妹』マデリンの登場で崩壊した。かつてマデリンの母親が全く同じ手口で伯爵家に乗り込みエルヴィラを虐待した過去があった。それは『異母姉妹』に深い遺恨を残し、再会した二人は憎悪をぶつけ合う。その中で引き起こされる惨劇。エルヴィラが選択したのは救いを求めても声が届かない状況を作り出すことだった。
更新:2022/1/22
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今代の女神教会が成功させた奇跡、異界渡り。召喚された聖女リサは第一王子であるトーリス・ディ・ワエリアに厚遇され、それをよく思わない婚約者のアデレーナ・ロートギルトからひどく苛められていた。腹に据えかねたトーリスは、自分の腹心たちと相談し、王立魔術学園の卒業記念パーティーにてアデレーナを断罪することに決める。ようやく聖女リサに対する横暴に一矢報いてやれる、とアデレーナの義弟ルークは安堵していた。そう、この時までは。(※誰も幸せになれない話)
更新:2022/1/22
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東洋のある国に、一人の親王があった。 美貌を仮面で隠した彼の傍らには、黒衣の護衛武官が常に影のように寄り添っていた。 あるとき反乱鎮圧に向かった彼らの前に、無二の強敵となる異民族の将軍が現れる。 中華風架空史ファンタジー。 渡来亜輝彦さんの『シャルル=ダ・フールの王国(http://ncode.syosetu.com/n8464bn/)』の「シャー=ルギィズと呪いの仮面」の劇中劇です。
更新:2017/2/19
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十六歳の瑛明(えいめい)は、病弱な母と二人、竹林の中でひっそりと暮らしていた。 どうしてなのか老いることのない母を連れ、人目を逃れて流れ着いたこの場所で、街へ出て竹細工を売り、日々の糧を得ていた。 しかし彼には秘密があった。 母の言いつけで、女として暮らしていること。 母が言うには、王家の血を引いているということ。 不可解に思いながらも、どうにか毎日を送る瑛明。 そんなある日、釣りに出た彼は桃花林に迷い込んでしまう。 むせかえるような桃花に包まれた彼の、ささやかだったはずの日常が大きく回りだす――。 古代中国をモデルにした作品です。
更新:2022/6/5
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戦国時代、それは数あまたの命がはかなく散っていった時代である。戦場で散った命は何を思うのか。戦の地で死に別れた若武者と馬は、再び相見えることができるのか。 なんちゃって時代もので、コメディ・恋愛・シリアス・ファンタジー・動物・幼女な要素を詰め込み、ちょっと切ない感じです。
更新:2013/10/14
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異世界からやってきた『聖女さま』(もしくはマリア、マリエッティ)の話。 『聖女さま』を目指していた彼女(主に末期ごろ)について、彼女の世話係が回顧する。 **多分、世話係がこんなんだったらいいなと思ったそれで性癖が分かる
更新:2014/9/19
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ただ、そこに居ただけ。
更新:2017/2/16
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