平山清記は、夜須藩御手先役という刺客である。その清記がとある公卿を暗殺し、その逃亡中に雨に降られ祠で雨宿りをするのだが――。 「天暗の星」の後日談ともなる、伝奇時代小説。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。 ※この物語は、「風説百魔草紙」と題した伝奇時代小説企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。
更新:2017/1/3
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誰もが知ってる平穏な国民的作品。 けどその設定やストーリーには若干の無理や矛盾があるモノも多い。 そんな何気ない不都合なありようを間隙を縫わんとするお話です。 その第一弾は名蓑紀輔さん(仮名)。 ・年下の従妹に敬語でさん付け。 ・26歳で従弟妹に<おじさん>と呼ばれ… ・なのに伯父宅での家族同然の人懐こさ。 ・九州育ちなのに訛りなし。 ・東大出身なのに小さな出版社の担当者。 ・作家先生への親しい関係と忠誠心。 そんな謎の多い彼の成り立ち。。 新年のご挨拶代りに久々の読み切りです。 ('ω')ノ
更新:2017/1/3
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※ご子孫の皆様お許しを! ※更新停止中でございます。再開未定です。 ■時は戦国。世が乱れ大名らが戦に明け暮れる中、尾張の地に“うつけ”と呼ばれる若者がいた。甘党の下戸。無作法で乱暴者。何を考えているかわからないと云われ、恐れられたその人は実のところ――?■歴史“創作”“ファンタジー”小説です。■Q.創作? A.歴史資料の拡大解釈、誇張表現、誇大“想像”などが含まれます。 Q.ファンタジー? A.一部の人物が“ふたなり化”、もしくは“性転換”しています。ご注意ください。■地味武将を推して参る!
更新:2014/10/19
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石工の青年が再会したのは、真紅のスカーフをまとった少女イレーネ。運命に翻弄された若者たちの物語。 【覆面作家企画6】参加作品。
更新:2014/10/20
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卯のはなのうき世の中のうれたさにおのれ若葉のかげにこそすめ ――樋口一葉日記『若葉かげ』より 時は明治。 物書きにて生計を立てようと決意した奈津は、或る男性小説家のもとに弟子入りを志願する。彼女の為にあれこれ手を尽くし、熱心に指導してくれる『師匠』に、奈津はだんだん惹かれていくが……。 女流作家・樋口一葉の秘めたる恋を下敷きにした、エセ近代ロマン的物語。 ※時代背景等は調べた上で書いておりますが、史実と異なる部分も多く存在します。ご了承ください。 ※『カクヨム』様に重複投稿しています。
更新:2014/10/22
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昭和二十年。艦砲射撃の嵐を受ける沖縄。 戦地と化したこの島で一人の日本兵が洞窟に入り込み、静かな海岸にたどり着いた。 そこは黄泉、根の国、妣《はは》の国、常世、ニライカナイ……様々な名で呼ばれてきた場所と何処かで繋がっている海岸だった。 〝神風の国〟から来た男はそこで不思議な女性と出会い、民俗学をはじめとする知識を援用しながら考察を重ねていく。 民族の原郷意識と言える世界を探求し、そしてその果てに見るものとは……。 子らに恋ひ 朝戸を開き 吾が居れば 常世の浜の 浪の音聞ゆ ――『丹後国風土記』―― (この作品は『カクヨム』にも掲載しています)
更新:2017/1/31
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