魔族の勢力が最も強まり、人間が苦境を強いられた暗黒の時代。 後の世で伝説として語られる『勇者を堕とした女』が、この暗黒の時代を招いたと知られている。 彼女は何者だったのか。 その記録はあまり多くはない。 どうして人間である彼女が『勇者』に人間を裏切らせたのか、それを示す記録は一切残ってはいない。
更新:2016/3/8
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私がお仕えしておりますアリアナ様は、王太子殿下の婚約者で優秀な御令嬢でございます。容姿端麗、勉学も学年で上位の成績。そして何より天真爛漫で、そこが時折困りますが、それもまた魅力的な方でございます。 けれど、二つ年上の王太子殿下はアリアナ様ではなく、一般家庭出の才女、ミレニス嬢と何やら噂になっていて…私の敬愛するお嬢様に何たる態度!けれども、アリアナ様はそんな王太子殿下の行動なんて御構い無しなのです。それは純真さがさせるのか、はたまた…? 私の中では王太子殿下の好感度はごっそり削られているのですが…私は何処までもお嬢様について参ります!!
更新:2019/1/15
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侯爵令嬢リリアのもとに、公爵家の長男テオから婚約の申し込みがありました。ですが、テオはある未亡人に惚れ込んでいて、まだ若くて性的魅力のかけらもないリリアには、本当は全く異性として興味を持っていなかったのです。 そんなテオに、リリアはある提案をしました。 「‥白い結婚のまま、三年後に私と離縁して下さい。」 テオはその提案を承諾しました。 そんな二人の結婚生活は‥‥。 ※題名の「かわいそうな旦那様」については、客観的に見ていると、この旦那のどこが?となると思いますが、主人公の旦那に対する皮肉的な意味も込めて、あえてこの題名にしました。 ※アルファポリスにも投稿しています。
更新:2020/9/8
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私の婚約者には、永遠に愛する彼女がいます。 彼は会う度に、いかに彼女が素晴らしいかを私に言い聞かせます。 そして彼女と私を比べては、私の事を貶します。 そんな彼にいつかささやかな復讐をしたいと思ってしまう私の心根は、彼が言うようにやはり醜いのでしょうか。
更新:2020/5/29
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ロムルス侯爵家嫡男のシュリオンに嫁いだ、悪女と名高いアナトの話。
更新:2016/8/28
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悪名高く、嫌われ者で、最後は皆に忘れられたまま、魂となって消えてしまった公爵令嬢ミスタファ。消えてしまったミスタファを求めて彼女を探し続ける忠実なる従僕セレ。そんなミスタファとセレが、生まれてから、正義を殺して、そして死ぬまで。 ※短編「憑依しちゃったみたいなの」(http://ncode.syosetu.com/n0385cu/)の補完・続編になります。こちらのお話はこの短編を踏まえた上で書いているので、先に短編の方を読まれた方が無難かと思います。
更新:2015/8/17
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『旦那様は私を殺したいほど憎んでいる』『愚兄の嘆き』の元凶である男爵令嬢ドリスの物語です。 フレデリクの剣に喉を貫かれて死んだはずのドリスは、気がつくと、デビューの夜に戻っていた。 王太子の恋人になっても愛人にしかなれないのなら、普通の幸せで妥協しようと、ドリスは誘惑した男の中でただ一人結婚するために婚約破棄までしたベンノの妻になろうと画策する。 アルファポリスさんにも投稿しています。 無断転載は許可しておりません。 Reproduction is prohibited. (C)2020 Kana Suzumoto
更新:2020/8/27
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豊かで平和と名高い国が、ある日突如として天変地異に襲われた。それは、一人の少女が国を去ったから。 一番悪かったのは、王?女?国民?それとも………。
更新:2014/10/15
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大栗山伯爵家の一人娘である龍子は父の死後、当主となった叔父によって帝都から離れた田舎の別荘に追いやられる。ある日、うっすらと前世を思い出すが、特に変わらず日々を過ごしていた。 しかし、そんな日々も叔父が破産したことから、一変する。 伯爵令嬢ではなくなった龍子は、朱鳥公爵家に引き取られ、公爵家の嫡男でありながら無能で乱暴者だとされている寅彦と親しくなっていく。 そしてある時、この世界が小説の世界であり、自身が寅彦をラスボスに仕立てる悪女で妖婦の九条龍子であることに気づく。だが、すでに小説の内容とは随分かけ離れていた。 カクヨムさまにも投稿しております。
更新:2021/11/8
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