その世界には十個の国に別れていた。 世界の中心に零の国があった。 零の国はとてもとても小さな国であった。四方八方を一の国から九の国の大国に囲まれた小さな国だった。 零の国の王子の妃を決めることになり、一から九の国は娘を一人零の国に送った。
更新:2020/4/11
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
帝国の没落貴族の娘であるウィーチェは、小国の王に輿入れする。会いたくても会えない婚約者の無事を、彼女は祈るばかりなのだ…… 戦いの世に花開いた、ちっぽけな愛の物語。
更新:2014/1/10
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
雪の降らない国。女神に愛された国。多くの信徒を抱える白き国アーシャラフト。 かつてこの国を創りあげたのは、女神の加護を受けし守護者であった。 その大聖堂の前に行き倒れたソニアは、女神の守護者たる少年の花嫁と間違われてしまう。 与えられた居場所、与えられた立場。選べないもののなかで、それでも彼女は、恋をする。(サイトでも同作品を掲載しています)
更新:2014/7/18
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ピアノの稽古の帰り道。 光のささない暗闇で、静香は美しくも妖しい一人の男と出会う。 そして気がつけば、彼女は闇人の住む異界・シルヴェへと連れ去られていた。そこで男の花嫁として強引に契約を結ばされてしまった静香。 彼女に対して傲慢に振舞う男。 無理やり攫って無理やり彼女を花嫁にした男。 けれど、その男の執着に静香の心は揺さぶられてしまって・・・。 ―彼は私を餌としてしか見ていない。そんなことわかってる。だけど・・・― 自分を喰らうモノだとわかっていても、惹きつけられ、揺さぶられてしまう少女の恋物語。 自サイトで掲載しているものをこちらでも掲載。 ゆっくり更新になります。
更新:2010/7/22
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
二十世紀、イギリス、セント・レオビヌス村。 結婚式当日朝、花嫁が遺体で発見される。 事件を解くのは、現場に呼ばれたキリング警部……ではなく、 たまたま居合わせただけの招待客の女だった!
更新:2015/4/8
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
赤い髪と瞳を持つ少女、リィズは、オーラジン王国では忌み嫌われる存在だった。そんな彼女に王子の花嫁になってほしいと王都からの使者が訪れた。二つ返事で承諾したリィズだった。そんな彼女を待っていたのは、『氷の王子』と呼ばれるアブサルークだった。 花嫁としての教育を王妃からの直々に受けるリィズだったが、いじめにも等しい指導にくじけそうになるのだった。しかし、アブサルークへの対抗意識とアブサルークの異母弟であるエテミドの励ましで、何とか乗り越えようとしていたのだが。
更新:2011/7/7
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
自由にならない城の中で、黒騎士が迎えに来るのを夢見る、王女フリーシャ。 ある日、大好きな異母姉のマーシアが魔王にさらわれた。このままではマーシアは魔王の花嫁にされてしまう。身も心も魔物に変わって「氷の花嫁」となる。 フリーシャはマーシアを助けるために旅に出た。 フリーシャはマーシアを助けられるのか?! そして黒騎士に出会うことは出来るのか?! 陰謀も思惑も交差しない、壮大でもなければ緻密でもない、内容もスタンスもとても軽いファンタジー。 「待ってるわ、私の黒騎士……」 フリーシャはその面影を胸に抱いて眠りにつく。 「姉様は私が助ける!」 私の強大な魔力は、きっとこの時のために授けられた。 フリーシャは一人旅立つ。大切なマーシアを氷の花嫁にしてしまわないために。期限は二日。躊躇う時間はなかった。
更新:2011/7/7
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
人間×竜 十八の誕生日、竜の花嫁の証である聖痕が現れた環那。そんな環那の前に、頭を垂れる一柱の白竜。 「環那。僕の愛おしい花嫁。唯一無二の宝。」 環那は有無を言わさず、彼等の住処へと連れて来られる。そこで出会う数々の竜達。 彼等の行方は―――
更新:2014/5/23
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
双子の女が産まれたならば 15まで育てよ 醜い女は生け贄として 美しい女は悪魔の花嫁として捧げよ さすれば、生け贄の代わりに この国の繁栄を約束しよう さすれば、花嫁の代わりに この国が憂うことがないよう約束しよう 古い言い伝え通りに、私は生け贄として暮らしていた。 けれど、運命の日。私の人生は変わった。 .
更新:2015/12/3
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。