セレナ・リードは帝国軍に所属している【殺戮人形(マーダードール)】だった。 もちろん、彼女は本当に人形であるわけではない。ただ特殊な訓練と、魔法による身体能力の強化を受け、実戦投入された人間兵器であるというだけ。 だがそんな彼女は、ある日右腕を失い帝国軍から放棄されてしまった。 その当時、セレナはまだ若干十三歳である。 ――二年の月日が流れ、戦争は終結した。 帝国は破れ、崩壊。誰もが戦後の処理に追われる最中、一人の青年――アクリオ・フリューゲルが、役人に保護されていたセレナのもとに現れる。 彼の手引きで、王国の身元引き受け人へと預けられたセレナ。 彼女はそこで、ある少女と出会う。 そして人々とのふれあいの中、失っていたものを取り戻していくのだった。
更新:2024/1/15
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――これは一人の少年の手記。 荒井真守はある日、他人の寿命が見えるようになった。 だが、彼にできることは何もない。ただただ相手の寿命が減っていく、それを見守ることしかできない。何故なら真守は極めて一般的な学生に過ぎず、物語の主人公でもなかったのだから。 そんな諦めが板についていた。 しかしそんなある日、真守は一人の少女と出会う。 これは稀有な力を持ってしまった少年と、薄命な少女。 そして、それを見守る人々の追体験である。 【仮にページを捲る行為が、時間を進める行為と同義として。】
更新:2023/7/17
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俺には一人、血の繋がらない妹がいる。 俗にいう『義妹』である涼香は、才色兼備な学校のアイドル。 そんな彼女の存在が、俺にとっては心の拠り所であって、救いだった。兄妹仲も悪くなく、むしろ良好だったのだが、ある日の事件を境に様子が変わっていく。 「あ、あの……義兄さん……」 「どうした、涼香?」 「や、やっぱりなんでもないですっ!」 そんな感じで、涼香はどこか俺のことを避けるようになった。 それはあの日――スマホの検索履歴を見られた時から。 俺はもう一度、以前のように仲良い関係に戻ろうと試行錯誤するのだが……。 ※カクヨムさんにも投げてます。 ※数話完結予定。頑張ります。→書いてて楽しくなってきたので、続行(ぉぃ
更新:2023/1/30
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【第1章完結。第2章進行中】 橋本和真には、二人の幼馴染がいる。 口下手で勘違いされやすい女の子、このは。そして勘違いしやすく、思い込みの激しい男子の龍馬。 ある日のこと、このはが和真の部屋にやってくる。 彼女曰く、同じ高校に通う龍馬に今後一切かかわるなと言われ、落ち込んでいるとのこと。学校にも居辛くなり、どうしたら良いのか分からなくなって和真を頼ってきたのだ。 和真は彼女のことを思い、ひたすらに愛でることに決める。 これは、主人公にだけ甘える女の子を、ひたすらに愛でる。 そんな二人だけの、甘々なお話。 ※なろうの評価システムが変わりました。各話下で評価できます(報告) ※アルファポリスさんにも転載しています。
更新:2023/1/28
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