密義肢師のフィリップとその弟子のクリフは、元ピアニストのジャクリーンを訪れる。事故で片腕を失った彼女は、義肢によって復帰したものの、生身と機械の演奏を比べて取り沙汰する世間の噂に耐えかねて引退していた。 気難しい彼女に対するのに、人の心の機微を読むのが苦手なクリフは不安を抱いていたのだが―― カクヨムにも掲載しています。
更新:2018/12/15
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荒廃した世界で、人間はドームで毒や汚染から身を守って生きている。 カナリアとスポットは、ジェッダ・ドームのボスの「ペット」だ。綺麗な籠の鳥のカナリアと違って、スポットはたまたま拾われただけの犬――だからボスの役に立ちたいのに、中々うまくいかない。だから、夢見がちなカナリアにはイライラすることもある。 そんな中、他のドームのボスの来訪を切っ掛けに、二人の関係は大きな変化を迫られる。
更新:2017/10/28
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のりこさんは寂しがり屋の幽霊です。生きていた頃から、SNSで可愛いものや楽しいものを集めたり、友達とおしゃべりしたりするのが好きだったそうです。だから、幽霊になった今でも同じことをしているそうです。のりこさんにフォローされてしまったら、すぐにブロックやリムーブしてはいけません。他の友達を紹介してあげましょう。 高校生の杉田麻里が、友人の紹介からふとフォローした「のりこさん」というアカウント。その日から彼女の周辺では次々と恐怖が起きる。 「のりこさん」は何者なのか、どうすれば逃げられるのか――1話ごとに主役を変えた連作短編で正体に迫っていきます。 カクヨムにも掲載しています。
更新:2019/3/20
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エレオノーラは薔薇と呼ばれた社交界の華、「だった」。全てを失ってなお、彼女の振る舞いはかつてのまま変わらない。 アンドロイドのジュリアンは、変わらず彼女に仕え続ける。 醜い成り上がり者のハイメは、変わらず彼女を想い続ける。 永遠に美しく傲慢なエレオノーラの愛と真実は、どこにある? 同名の作品を、文学フリマ短編小説賞のために加筆修正したものです。pixiv、ノベルアップにも公開しています。
更新:2016/6/4
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人が番号で管理される世界。あらゆる差別がなくなった世界。破壊と汚染が止まない世界。限りない自由が保証された世界。 いつどんな時代と場所でも、変わらない人の思いがあれば移ろう言葉の意味がある。 社会と言葉を焦点に、AからZのキーワードで人間模様を切り取る短編集。 ※各話に直接的な繋がりはありません。気になるタイトルから読んでいただいて大丈夫です。 ※あなたのSFコンテスト参加作品です。 ※本作におけるSFはSociolinguistic Fantasy(社会と言語に関する想像)です。様々な時代と場所において、人の倫理や常識、言葉の意味が変わったり変わらなかったりする情景を描く予定です。 セルバンテスにも掲載しています。
更新:2014/8/23
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ジャーマンシェパードのカイルは、夫が訓練した軍用犬だ。夫の葬儀で棺から離れないカイルの姿は、世界中の人々の感動を呼んだ。妻である私にスポットがあたることはなかったけれど。 夫を亡くした悲しみと向き合うため、私は退役したカイルを引き取る決断をする。 狼子由様主催の「描写力アップを目指そう企画」に寄せた作品に加筆したものです。
更新:2018/5/22
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虜囚となった皇帝に仕えるかつての寵姫の思いとは……? 本作には残酷な表現がありますのでご注意ください。 カクヨム・ノベルアップにも掲載しています。
更新:2015/5/23
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結婚を間近に控えた「私」には真剣な悩みがある。これを機会に美容整形すべきか否か。 人は見た目じゃない──他人のことなら、どうとでも言えるのだけど。 カクヨムにも公開しています。
更新:2021/6/5
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