――後宮妃が殺されて池に浮かぶ姿は、大輪の花が咲いているかのようだった。 四妃のひとりが殺され、犯人と疑われたのは、唯一皇帝の寵愛を受けていない白鈴花(ハク・リンファ)だった。 鈴花は自分の無実を証明するため、時に女官に扮しながら後宮を探り、真実を突き止めていく。 古き神の末裔である白家の姫・鈴花は、身体に宿る神鈴を振り、死者の無念と帝国の闇を晴らしていく。 そうしていくうちに、いままで関わりのなかった皇帝との関係も変化していき――? 【毎日更新中】
更新:2023/11/16
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侯爵令嬢であるセシリアは、婚約者レオナルドが実の妹エリカと抱き合っている姿を目撃してしまう。 「お姉様、本当に申し訳ありません……わたし、レオナルド様と愛し合ってしまいましたの。真実の愛で結ばれたのです」 エリカは微笑んで言う。 「だからね、お姉様。醜い第三王子との政略結婚は、どうかお姉さまが引き受けてください。姉妹のどちらが相手かだなんて、誰も気にしないでしょうから」 「ええ、わかったわ」 エリカの元へ王家から来ていた結婚の打診は、呪いのせいで醜いとの噂の第三王子ダリウスとのものだった。 ――セシリアはすべて受け入れ、婚約式に挑む。ダリウスがたとえどんな姿でも愛する覚悟を決めて。 (わたくし、美醜の基準がおかしいのかしら……?) 婚約式の日、そこにいたのは予想を裏切る美しい王子だった。
更新:2023/4/27
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聖女レティシアは王太子アルドリックの戦死をきっかけに、偽聖女と断罪されて処刑され、魔人と化し、復讐心に駆られて王都を滅ぼしてしまう。 ――のだが、気づいたらレティシアは時間を遡っていた。 王太子が戦死する直前の、戦勝祈願の祈りの場に。 しかもステータスは聖女レベル99。 「災厄の魔女」の称号に、カルマ累計悪行値9999というなんだか異様な数値。 レティシアは運命を変えるため、まずは王太子を守るために奔走する。 思わぬことで悪行値が増えて四苦八苦しながらも、「光の大聖女」を目指して人助けを頑張っていたら、いつの間にか王太子に愛されていたみたいで――?
更新:2023/7/4
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公爵令嬢エリス・カルマートは、十三歳の誕生日に『人の本音を聞き出す魔法』を妖精からプレゼントされる。 これで恋も人生も思い通りのはずなのに、嫉妬から子爵令嬢をいじめ、そのことで婚約者である第一王子アルウィンに婚約破棄される。 エリスは家族にも一族の恥と見捨てられ、最後は幽閉されて孤独に死んでしまう。 しかし目覚めれば再び十三歳の朝に戻っていた。 今度は幽閉されないために、エリスは魔法を使わず慎ましやかな人生を送ろうとするのだが、その先に待っていたのは王子の毒殺と、その冤罪でエリスと公爵家全員が処刑されるという悲惨な結末だった。 三回目の人生を迎えたエリスは決意する。 「このままなんて、いや……! 戦って、戦って、戦って戦って戦って、絶対に生き延びてみせますわ……!」 【完結】
更新:2022/1/15
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