辺境の令嬢に命を捧げた一人の老兵。 幸せに満ちていたとは言えないその人生は、一人の少女を守って幕を閉じる。 「ねえ、あなた。私と一緒に来なさい」 老兵だったはずの彼は、幼さの残る少年の姿になり、目の前には記憶よりも大人びた少女がいた。 差し伸べられた手を取ったその時から、新しい日々が始まる。 カクヨムに投稿しています。
更新:2022/11/28
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悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。 私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。 「でも、白い結婚だったのよね……」 奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。 全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。 一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。 断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。 短編、転生恋愛日間1位、週間2位ありがとうございました。こちらは、連載版です。 アルファポリス、ベリーズカフェにも掲載しています。
更新:2022/11/25
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婚約相手のいない婚約式。 通常であれば、この上なく惨めであろうその場所に、辺境伯令嬢ルナシェは、美しいベールをなびかせて、毅然とした姿で立っていた。 ベールから、こぼれ落ちるような髪は白銀にも見える。プラチナブロンドが、日差しに輝いて神々しい。 さすがは、白薔薇姫との呼び名高い辺境伯令嬢だという周囲の感嘆。 けれど、ルナシェの内心は、実はそれどころではなかった。 (まさかのやり直し……?) 先ほど確かに、ルナシェは断頭台に露と消えたのだ。しかし、この場所は確かに、あの日経験した、たった一人の婚約式だった。 ルナシェは、人生を変えるため、婚約式に現れなかった婚約者に、婚約破棄を告げるため、激戦の地へと足を向けるのだった。 アルファポリス様にも投稿しています。
更新:2022/9/24
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前世の幼馴染が忘れられないので、婚約解消を希望します。 そう決意したのに、物語では、悪役令嬢が見ている目の前で第一王子が暗殺されてしまうことを思い出してしまった私。 そのあと第二王子の婚約者になるものの、ヒロインの出現により悪役令嬢として断罪されてしまう運命なのだけれど……。 それでも、第一王子を助け出すためには、婚約者としてそばにいる必要がある。婚約破棄は、その後にしよう。 そう決めた日から、物語は形を変えながら動き出すのだった。
更新:2021/12/20
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フレアは火魔法を得意とする人族の姫。魔法が使える王族には戦いに赴く義務があるため、魔獣が現れるたびに戦いに身を投じている。 そんな戦いの中で、本来ならば出会うはずのない獣人に出会い、フレアは叶わない恋に落ちてしまう。 けれど、獣人と人は交流することが許されていない。 「せめて一目会いたい」 その願いを胸に、フレアが訪れたのは対価を払えば、どんな願いもかなえてくれるという永い時を生きる魔女。 恋した獣人に「一目会いたい」という願いに対し、魔女が提示した対価は「魔獣を倒してきてほしい」というものだった。 小さな願い事と叶わないはずの恋が、世界の命運を巻き込んでハッピーエンドに向かう予定のものがたり。
更新:2021/7/19
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ミサキは異世界で歴代最高峰の能力を持つ聖女。しかし、のんびりふんわりした権力に興味がない性格と、貴族も平民も分け隔てなく助けることから一部貴族たちによく思われていない。 対して、公爵家6男のヴィルヘルムは、剣を持てば戦場の獅子と呼ばれるが、一度戦いから離れると極度のコミュ症。 そんな二人が、イケオジ大神官イザークの計らいにより出会う。 「ヴィルヘルムさま?」 「ミサキ殿…。」 ジリジリ…。しかし、ミサキが近づいくと少しずつヴィルヘルムは後退ってしまう。 「…野良ネコを相手にしているみたい。」 2人は女神の神託を理由に、のんびり過ごすことを目指して旅に出る。2人の距離が縮まるのかは、まだ誰にもわからない。 *基本ほのぼの、時々ヴィルヘルムを中心にシリアス展開。R15は念のためです。
更新:2021/3/22
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