「フリージア、……婚約を破棄してくれないか」私をまっすぐに見つめる真摯な瞳には嘘偽りなく。ロイド・クリスタル伯爵はいつもの硬派な雰囲気を纏っていた。彼の漆黒の美しい髪は風にそよぎ、黒曜石の欠片のようにきりりとしたアーモンドアイは私をしっかりと見つめていた。そこには何一つ恥じない潔さと、決して撤回しないという強い意思が宿っていた。「はい、……仰せのままに」ご令嬢ならここで泣き落としの一つでもやってみせるのだろうが、無駄な労力は使わない主義だ。大いなる運命の風に翻弄されるのならば流されるところまで流されてみたいもの。それが人生の醍醐味というもの。想いつづけるだなんてそんな還元率の低いことしてはいけない。してはいけないのに……。ロイド伯爵の重い愛ゆえの婚約破棄。運命のいたずらか立場逆転からの溺愛。完結まで予約投稿済み。
更新:2021/7/17
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私には天才呪術師の口の悪い幼馴染がいる。ある日そんな彼の様子がおかしくなってしまった。いつもローブのフードを目深にかぶってぶっきらぼうな彼がフードを外した状態でにーこり笑顔で言ってくるのだ。「シャルル、今日も可愛いね」ハッピーエンドです。リグレット視点加筆しました。
更新:2021/3/2
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アンナ・マリグレット侯爵令嬢の婚約者レオ・ギルベルトは、あろうことか、よそ様の婚約者に横恋慕している。そして今日も、レオ・ギルベルトに被害をうけたとルカ・ハニエルが黒い笑顔で八つ当たりに来るのだ。そんな彼女をいつも優しく庇ってくれるのはジョー・マーカス。茶髪、黒目、爽やか塩顔の彼はアンナの好みである。ジョーの思わせぶりな態度に翻弄されるアンナ。だけど彼には秘密があって……。「腹黒王子ツンデレを目指す」(一巡目)の裏側の恋物語。完結まで予約投稿済(三月五日~毎日更新)
更新:2021/3/19
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ツンデレこじらせた王太子が好きすぎる婚約者を卒業パーティで婚約破棄してしまいそうになったけど気がついたらプロポーズさせられて末永くしあわせになってしまった話!
更新:2021/6/12
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「わたくし、悟りましたの。復讐に生きるのではなく身をひくことこそが無償の愛。ということで離婚しましょう、陛下」「ま、待ってくれ」追いすがる陛下、壁に追い詰める陛下、天然を発揮する妃、苦悩する陛下。ちゅんちゅん「離婚はしません……」ヤンデレ陛下の力技で離婚は食い止められたが妃は何かを失った。重めのヤンデレ注意。むしろギャグ。「白い婚約と囁かれる二人は婚約破棄しない」と同じ世界線。←元の作品にヤンデレは出ません。ヤンデレ作品を見に来た方は上のリンクのシリーズの中からどうぞ。
更新:2021/5/15
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天才ロイズ王太子とその婚約者であるソフィア公爵令嬢はどちらもツンデレだ!(か……顔が近すぎませんか……す、すきです)(よし、このチェスが記念すべき百回目の時にはソフィアに告白しよう)天才王太子が婚約者であるソフィア公爵令嬢に恋の駆け引きをしようとするが、ソフィアの天性のツンデレに振り回されまくって悶えるお話。恋愛頭脳戦のようでいてそうでないコメディ。完結まで予約投稿済み。
更新:2021/5/28
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慈愛に溢れたシャルロッテ公爵令嬢は身に覚えのない罪状で婚約破棄を告げられたというのに受け入れるつもりでいた。彼女は二人が愛し合っており、結ばれたいがゆえに自分を排除しようとしているのだとわかっていた、それでいて二人の幸せのために自分が身を引こうと心から思えたのだ。「私なら貴女を幸せにできると誓います」傷心で会場を出ようとした彼女を引き留めたロベルトは会場警備の白い隊服に金の髪と青の瞳が映え、とても王子様らしかった。しかしこの婚約破棄はシャルロッテを愛してしまったロベルトによって仕組まれていたのだった。愛は国家を揺るがす。ダークヒーロー×聖女系ヒロインです。
更新:2021/5/3
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王太子の婚約者のもとに隣国の王子が現れる。「あなたはこれから王太子に婚約破棄されるでしょうから私がしあわせにしたい」しかしそこに王太子も現れた。「探したぞ! 誰だ、こいつは」はじまる修羅場。男爵令嬢も現れる。「今日はファラザードさまのためにクッキー、焼いてきたんです!」高まるカオス!
更新:2021/4/3
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