私はどうやら毒リンゴらしい。 異世界トリップをした少女、音成林檎は、硬い石の台の上に寝かされ、手足を縄で拘束されていた。その上、真上には、今にも落ちてきそうなギロチンがあったのだ。 どうやら少女は『毒リンゴ』であり、今から毒薬の材料にされるらしい。 命惜しさに少女が口走ったのはとんでもない言葉だった。 「なら、私がやりますよ!ちょいっとヤってきちゃいますから、毒薬作りは止めてください!」 物語『白雪姫』に似た世界に『毒リンゴ』として召喚された少女の恋?物語 ※登場人物が「毒薬」や「殺害」を示す発言をするのでご注意ください。
更新:2015/9/10
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俺のクラスメイトには一人変わったやつがいる。 幼馴染というほどではないが、中学が一緒だったという縁があり、席も近い。男口調とでもいうのか、およそ女らしい雰囲気は存在しない。顔立ちは悪くないはずだが黒太ブチメガネをしているため、その印象がやたら強い。 ある日、彼女が言った。 「男女のラブコメディを書きたいのだよ」 ※少々変わったクラスメイトと、それに振り回される「俺」の話。たぶん、ラブコメです。 ※ボーイズラブに関する話題が出てきますので苦手な方は注意してください。描写はありません。
更新:2015/9/14
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この世界は乙女ゲームであるらしい。そして私の従兄はヒロインの担任教師であり、攻略対象の一人なのだという。メイン舞台に上がらない脇役であることを生かし、ヒロインの行動を逐一メールして、イベント回避のための協力を行う私。 現実の、ロリコンワイセツ教師には明るい未来は待っていない。良くて転勤、普通で辞職、へたをすれば警察に突き出されて全国ネットで犯罪者だ。未成年相手に我慢する自信のないダメ従兄のため、今日も私はスパイを続けるのだ。 「乙女ゲーム世界で主人公相手にスパイをやっています」の連載版です。短編とは一部設定が異なる部分があります。(主人公の苗字など) ☆8月23日書籍化しました。それに伴いまして本編と番外編の一部を取り下げさせていただきました。番外編の更新は続けていきます。
更新:2013/8/23
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ラーダはエラン王国国家治安維持部隊港湾課所属の調査官。主な仕事は港での荷物チェックである。国外に、持ち出し禁止の品が流出しないよう、国内に、持ち込み禁止の品が流入しないよう、目を光らせるのがお仕事だ。 国の半分は砂漠という不毛な土地だが、港に面した東部は日々船が往来する賑やかな場所である。 ある日ラーダは船積みされた麦袋の中に隠されたランプを見つける。先輩に云わせると伝説にある『魔神のランプ』ではないかという話。 もちろん、ランプから魔神が出てくるわけもなく、不思議な出来事など伝説の中だけだ。だが、『魔神のランプ』を探すエラン王国の王子、ファルザードと出会ったことでラーダはエラン王国の古い伝説を巡った陰謀に巻き込まれていく……!
更新:2015/5/4
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平凡な高校生、三井晃良はある日異世界へ飛ばされる。 一文無しで特技もないミツイは、その日の宿にも事欠くありさま。一刻でも早く職を見つけなくてはいけないミツイが案内されたのはエルデンシオ王国首都の職業紹介所だった。だが最初に勤めた衛視は3日でクビになり、真面目に働いているつもりなのにトラブル続き。どうやら知らないうちに面倒な事態に巻き込まれているようだが……。 果たして彼は日本に還ることはできるのか?異世界エルデンシオ王国を舞台に、ミツイの就活が始まる!! この物語は一人の少年が英雄になるまでの物語である……
更新:2013/9/14
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新垣水涼は聖女である。ただし、偽物の。 高校の卒業式の日。校門を出た瞬間異世界トリップしていた水涼は、騎士クライフに助けられた縁で聖女の代役--『聖女もどき』を務めることになった。手で汲んだ水、あるいは肌に触れた水を浄化するという特異な体質を発揮したことで、『泉の魔女』と認定されたのだ。 国にある12の泉をすべて浄化できれば帰国できるという言葉を信じ、日々過ごしている水涼。だが、『聖女もどき』はなかなか危険な立場のようで……? どこかズレてる主人公と、護衛を務める騎士隊長の恋物語。
更新:2021/11/1
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