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作者:鴨カモメ

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作:鴨カモメ

狐姫 ~生きとし生けるモノガタリ~

妖狐が運営する自然保護団体「九重会」で働く人間の青年、奏斗と九尾の狐の娘であるアヤメが動物と人間との問題を解決していくお話です。挿絵あります。 第壱話「キツネ姫とイタチ先生」 新興住宅街になる予定の山が「カマイタチ」による被害で工事が中断していた。ふたりはそれを解決するため動物たちに「イタチ先生」と呼ばれている銀色のイタチに会うのだが……。 第弐話「キツネ姫とらいの鳥」 海に行きたいというライチョウの願いを叶えるため長野支所の蘇芳(すおう)と舞がやってきた。ライチョウとともに海に行った奏斗たちを待ち受けるモノとは……。 第参話「キツネ姫とムジナの子」  奏斗とアヤメは消えたムジナの行方を探していた。そこにアヤメの乳兄弟である双子、灰(くわい)と潤(うるみ)がアヤメの様子を見にくる。『ムジナ狩り』をするハクビシンたちからムジナの子を守ろうとする奏斗たちだったが……。 第肆㈣話 「キツネ姫と一途なオオカミ」  ある日アヤメたちの元へ7尾の百緑(びゃくりょく)の使いが助けを求めてやってくる。百緑が支所長を務める土佐では密かに生き延びていた狼たちが九重会の狐といがみ合っていた。(灰と潤が中心の話です) 第伍話 「キツネ姫と雪の雄鹿」  オープンしたばかりのスキー場で奏斗たちは野生動物の保護にあたることになった。しかしそこへ現れたのは雪でできた雄鹿と花嫁装束の女の姿だった。 第陸(六)話「キツネ姫と黒いモノたち」  突然訪ねて来た愛美が持ち込んだのは眠ったままの巨大なクジラと八咫烏の群れの問題だった。この問題に橡が絡んでいるとみたアヤメたちは愛美とともに橡のいる鳥取へと向かう。  ・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。 ☆1話ごと主体となる生き物の話は完結します ☆全8or9話の予定です。 ☆2020年4月より執筆方法を変えたので更新頻度が変わります。今後は書きあがり次第更新していこうと思います。

更新:2023/1/1

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