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作:プリン伯爵

虹色魔導師は目立ちたくない

マリス・レオンハートの住む世界は魔法が存在する。 魔力には色があり、その色の数が多ければ多いほど複数の属性を扱え優秀な魔導師と言われるそんな世界だ。 魔法が使えると言っても大抵のものは一色。割と優秀と呼ばれる者でも二色といったところだ。 皇帝に仕える宮廷魔導師ともなれば三色、四色魔導師と呼ばれ3つ、4つの属性を扱えるエリート中のエリート。 現在世界最強と呼ばれる魔導師クレイ・グレモリーですら五色なのだ。 そんな世界で伝説と呼ばれる存在、魔導師の最高峰七色。 この国の初代皇帝が七色であったとかなんとか。 しかしそんな中マリスは七色の魔力を持って生まれてしまった。 マリスは極力静かに生きていきたいと常日頃から願っている。 マリスは目立つことが嫌いだ。 その存在が明るみになれば、国を挙げてどころか世界がお祭り騒ぎだ。 今の所知っているのは極一部の関係者のみ。 両親に言われた言葉がある。 目立ちたくなければ必ず隠し通せと。 バレればお前が望む平穏は得られないだろうと。 やってやろうじゃないか、なんとしても隠し通して墓まで持って行ってやる。 七色の魔力を持つ者を人は虹色魔導師と呼ぶ。 これは虹色魔導師マリスの正体隠匿物語である。

更新:2024/6/18

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作:中文字

オリジナルチャート発動! 俺が現代ダンジョンで求めるのは不老長寿の秘薬!!

二年前。世界のいたる場所に、黒い渦が出現した。 世界各国が渦を調査したところ、この渦は別世界へ通じる扉であり、渦を通った先にはモンスターがいるダンジョンが広がっていた。 そしてダンジョンには、現実世界とは違った『とある法則』があり、強いモンスターを相手する場合だと現代兵器である弾丸やロケット弾が通用しないことが分かった。 それでも人々は、判明した事実の積み上げによって、ダンジョンが現れて二年の間に、初心者が熟練者になるまでの攻略法――フローチャートを作り上げた。 そのフローチャートを用いて、各地のダンジョンを誰かに攻略してもらうために。 物語の主人公、小田原旭(おだわら あきら)は、アニメやラノベを愛する、三大欲求よりもサブカル優先なサブカルオタクである。 そしてダンジョンから怪我や病を治す薬が発見されてから、自身の野望のためにダンジョンについて情報取集し、独自のオリジナルチャートを作り上げた。 そう、いまだ誰も見つけていない不老長寿の秘薬をダンジョンで見つけ出し、永遠にオタク活動を続けるために。 その野望成就のため、小田原旭は今日もオリジナルチャートに従いながら、仲間を作らないようイキリ探索者を装うのだ。

更新:2024/6/18

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作:龍央

異世界転移したら飼っていた犬が最強になりました~最強と言われるシルバーフェンリルと俺がギフトで異世界暮らしを始めたら~【Web版】

【第8回ネット小説大賞 受賞!】 「マイクロマガジン社 GCノベルズ」様にて書籍版1~4巻大好評発売中! 最新5巻大好評発売中! 『コミック版、コミックライドにて絶賛連載中!』 単行本1~3巻大好評発売中です! 最新4巻も大好評発売中! ブラック企業で働く広岡巧(20歳)、仕事帰りにコンビニへ寄り自宅へ帰った巧は愛犬レオに好物をあげつつ自分も買って来たコンビニ弁当を食べる。 弁当を食べ終わった巧は風呂に入ろうと立ち上がるが、働き詰めで過労気味だった巧は倒れて意識を失う。 次に巧が目を覚ました時には見慣れない森の中、隣には大きな狼と思ったら、それは巧が飼っていた愛犬レオだった……。 レオは人を乗せられる程大きくなり、しかも森の奥から現れた魔物も一瞬で倒してしまう。 森の中で出会った女性クレアから、レオの姿は最強の魔物シルバーフェンリルだと教えられる。 巧はこの世界が夢ではないかとずっと考えていたが、クレアと話し、レオの強さを見ているうちにようやくここが異世界で、自分は転移して来たのだと悟る。 大きな屋敷を持つクレアに歓迎され、巧は屋敷で暮らし始める事になった。 気付いたら異世界に転移した青年巧と、愛犬レオ。 レオはシルバーフェンリルという最強の魔物になり巧を守る。 タクミは自分にギフトがあるとわかるが、それは『雑草栽培』という能力だった。 ……この能力って使えるの? 仕事ばかりで疲れた巧が、ギフト『雑草栽培』を使って愛犬レオやご令嬢クレアと共に異世界を生きて生活していく、そんな巧の物語。 物語は基本的に、のんびりとスローペースで進行していきます。 1話2500文字前後で投稿させて頂きます。 第103回、『今日の一冊』で掲載されました! ※カクヨム様にも掲載させて頂いております。 2020年9月22日、タイトルに【Web版】を追加。

更新:2024/6/18

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作:天球とわ

エーテルの夢 ~夢が空を満たす二つの世界で~

【本編完結】 魔力の代わりにナノマシンが大気を満たし、魔法の代わりに科学が高度に発達した世界。だがその科学は魔法を再現するには至らなかった。 ナノマシンの名は『エーテル』。有機物で作られ、人間と共生するそれに高い適正を持った主人公、ハル。エーテルが繋ぎ制御する社会において高い能力を持つ彼も、また科学で適わぬ魔法に夢見る一人だった。 そんな中、クラスメイトのルナの紹介でハルはあるゲームと出会う。内容はよくあるファンタジー。魔法に憧れるハルは、そのゲームに興味を覚えプレイを開始する。その世界に満ちる魔力の名前、それもまた『エーテル』だった。 せめて電脳空間の中だけでも魔法使いを楽しもうとするハル。だがゲーム開始直後に出会った王女アイリが切っ掛けで、そのプレイスタイルは徐々に変化していく事になる。 このゲームは、一体なんなのか? そして、ハルの世界のエーテルとの関係は? その謎が、徐々にハルのプレイを侵食し、ハルは謎に挑んでゆく。 二つの『エーテル』が満たす世界の物語にハルは足を踏み入れた。

更新:2024/6/18

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作:久我拓人

卑劣! 勇者パーティに追い出されたので盗賊ギルドで成り上がることにした!

「あなたのような卑劣な手を使う者は、勇者さまのパーティにふさわしくありません」 魔王領に入る時、賢者と神官はそう言って盗賊を追い出した。 勇者の幼馴染である彼は、勇者と共に冒険し、ここまでやってきたが…… 勇者に惚れている賢者と神官に邪魔者扱いされて、勇者パーティを追放されてしまった。 手切れ金として渡されたのは大量の金塊と宝石。 ふらつく足で、盗賊はそれを背負い、故郷の街へと帰る。 そして出会ったのは、路地裏で生きる少女。 「よろしくお願いします、師匠!」 少女が切り出した勝負に負けた盗賊は、彼女を弟子にとり盗賊としての修行を始める。 それは少女が美しくも可愛い美少女であったのに加えて、盗賊のとある性癖のせいでもあった。 盗賊ギルドの依頼、領主からの依頼。 はたまた冒険者となって事件を解決する。 そして研究者たちが集う学園都市に赴いた盗賊は、 魔王直属の四天王である吸血鬼と出会ってしまった。 「あなた様のお名前を教えてくださいませんか?」 一目惚れする吸血鬼を加え、盗賊は本心を隠しつつ弟子を育てることになる。 追放されたパーティ。人類を救おうとする勇者。信者のいない神。 その全てを助けるために、ラブラブでほのぼので、どこか甘い盗賊ライフをおくる日々。 優しくとも卑劣な盗賊と、 明るく活発で寂しがり屋な弟子と、 退屈に殺された吸血鬼。 人と魔物と神の折りなす、勇者そっちのけのイチャ甘ほのぼの物語。 ※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。

更新:2024/6/18

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