日本書紀が書き遺した古代の天変地異、疫病の蔓延を天皇紀ごとに表し、その様子を具体的に記述していきたい。特筆すべきは、天武紀に記されている福岡西方沖地震と東南海地震である。 巨大地震、津波、火山の大噴火、被害は甚大である。山は崩れ、谷は埋まり、平野は海水に沈み、家々は壊され或いは流され、火山の灰により耕作地は荒れ、多くの死体で溢れかえり、人々は限られた食料を巡って殺し合い阿鼻叫喚の地獄絵であった。 国家の財政も破綻寸前であった。活動期を迎えている日本列島で、このことは近い将来起こりうる可能性が高い。ぜひ、一見にふしてほしい。
更新:2017/3/20
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18世紀初頭、スペイン継承戦争・アン女王戦争の時代、時代遅れの海賊(buccaneer)の道を選んだ”青ザメ”の頭目マリサ。総督から特別艤装許可証をもらい海賊として活動をする許可を得たものの、自身は海賊をやめて海軍士官と結婚することが条件だった。そしてマリサの監視兼人質として海軍から海軍士官が乗り込むことになる。やがて”青ザメ”は海軍に協力し、時には単独で海賊行為をするうちに戦争に巻き込まれていく。 総督が出した条件には期限があり、それ以降は”青ザメ”が討伐対象になることを意味していた。 頭目として仲間が助かる道を模索しながら、海賊としての戦いを展開していく。しかしそこには海軍の思惑があることを気づかずにいた。 この作品はカクヨムとNolaノベルにもアップします。
更新:2022/4/24
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人々を救うという壮大な目標のためにその地位も捨てて苦難の道を選んだ一人の聖者、ガウタマ・シッダールタ。 彼の遺したかった物と遺した物。
更新:2017/3/17
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石油の需要は増える現代日本で需要に対応するべく一隻のタンカーが建造された しかし竣工から三か月、中東へと向かったタンカーが日本に返ってくる事はなかった、、、 ※注意 結構魔改造されたり現実を無視した描写や設定があります。 見切り発車な上に作者はタンカーの知識なんてないに等しいので 矛盾が有ればそっとコメントしてください
更新:2022/2/16
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寛永六年(一六二九)、柳生十兵衛三厳は駿河にいた。そして忠長の愛妾という娘に出会うが、彼女は大阪の陣で戦死した真田幸村の娘だという…… 無明の闇に似た前途に踏みこみ、十兵衛は刀を抜く。己が信念に死すために。
更新:2014/10/1
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逆行転生者が存在したとして、逆行転生した者が残した足跡によってどのように日本の歴史が変化するのかシヴィライゼーションするお話です。 主人公は日本の歴史であり、逆行転生者はその中の一コマ扱いです。 歴史読本の類であり、小説とは少し趣きが異なります。 連載は不定期です。
更新:2022/1/24
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大戦の記憶も薄まりかけた1969年のドイツ。安アパートで暮らしていた「私」の元に自分の父親だと名乗る男が訪ねて来る。かつて滅んだはずの集団、その制服を着た男は1944年のドイツからやって来たという。「私」は男を訝しがりながらも奇妙な共同生活を始めることになる。ベルリンの壁、そしてドイツの敗戦。幾多の事実を知る中で、男はこの時代に来た本当の目的を語り始めた。
更新:2017/3/10
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政宗は妻である愛姫が可愛すぎて愛おしく思っているが、不用意な発言や行動で泣かせることも多い。 そんな政宗を、それでも愛している愛姫。 喧嘩をしたり、勘違いをしたり、そんな2人の普通の日常の一コマの短いエピソード集。 戦国武将、伊達政宗と妻の愛姫の日常ですが、史実とは異なります。
更新:2022/1/1
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真田信繁の妻、竹林院(春)の視点から語られる真田信繁。 彼女の目には信繁はどう映り、どう生きたのか 真田信繁とその妻を描いた物語。
更新:2017/3/4
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史実よりも2年程開戦時期がずれた第二次世界大戦。 戦争が苛烈を極める中、1隻の豪華客船改造空母が戦場に降り立つ。 性能や乗員を含めて一癖も二癖もある空母が歩むのは、奇想にして激烈な戦争史。
更新:2021/12/31
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