その犬は全てを知っている。 全てというのは誇張表現ではない。過去、現代、未来のありとあらゆることを知っている。らしい。 私の家の近所に住んでいて会いに行くといろんな事を教えてくれる。 引っ越してきたばかりで知り合いのいない街。私は毎週土曜日になると犬のもとを訪ねる。犬と話すのは楽しい。 たまに犬は寂しそうな目で私を見るがその理由を私が知ることはない。その日までは。
更新:2020/12/26
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『絶対にこのボタンを押さないでください。このボタンを押すと、地球が滅亡してしまいます』
更新:2021/1/15
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小国の幼い王女アリシア、彼女の国は今から戦争になる。何故なら婚姻によって同盟を結ぶ為に隣国へと嫁がれた姉上様が寝返った隣国から、弑されて戻られたから 穏やかに暮らしていた幼い彼女の生涯 この作品はカクヨムでも掲載しています」
更新:2018/8/9
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小説家になろうユーザーの、陰と陽、荒らしと人気作家のお話。
更新:2014/5/15
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クリスマスも間近に迫った年の瀬に、地元の同級生から連絡があった。 スマホの画面に映し出される文字は「電話、大丈夫?」 ――同窓会でもあるのかな? そう思った私は、次の言葉で思考を手放した。 「東雲くん、死んだってよ」 お葬式は、クリスマスイブ。 もともと予定の無かった私は地元へ帰ることを決め、彼のお葬式に出席する。 そこには、満面に笑みを浮かべて死んだであろう東雲の死体が、しっかりと棺桶に収まっていた。
更新:2018/12/25
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私と兄の間に血の繋がりはない。それを知ったのは10歳の誕生日だった。 それが全ての始まりで、そして終わりだったのかもしれない。『やっと、解放されるんだ』そう言った兄を、それでもまだ信じていた。本当の終わりはとっくに訪れていたのに、見ないフリをしてきた私は、ただの大馬鹿ものだった。
更新:2015/12/5
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