濡れ衣を着せられた『私』は、逃走の際に殺人を犯してしまう。 正真正銘の犯罪者となった彼は、少女の姿をした使い魔と共に逃亡生活を送ることになってしまう。 彼の研究成果である『人間よりも強く、製造者に従う使い魔』によって、国家は崩壊の道を突き進む。 小物、小悪党、小心者。 心の中で悔いながら罪を重ねていく彼は、今日も逃げ惑う。 逃げて、惑うのだ。
更新:2019/2/10
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作:ちはやれいめい @『とべない天狗とひなの旅』3/11発売
スイレン13才。 女好きな王様が、妾に産ませた子である。 王はスイレンを砂漠に投げ捨てた。 「金で買えないものを探せ。それまでは国に帰ってくるな」 行き倒れ死にかけのところを、スラムの人間に拾われ一命を取り留める。 スイレンは金では買えない宝を探すため、スラムで生活をはじめた。
更新:2020/5/29
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神聖暦第七期、終わりの見えぬ戦乱の世を旅する魔女の物語。 血のように暗く赤黒い瞳、闇のように長く黒い髪。 そして死を匂わせる黒い外套を身に纏った姿の彼女を人々は“黒衣の魔女”と恐れた。 黒衣の魔女は魔物を殺して生計を立てながらあてもなく諸国を放浪する。 いつの日か、己の魂に安息が訪れることを夢見ながら……。
更新:2022/8/21
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人は誰しも夢を見る。 良い夢も、悪い夢も。 『夢起病』――悪夢が人を蝕み、狂わせ、やがては異形となって現実に目を醒ます、それは異界の流行り病。 悪夢から生まれた異形を狩る『夢狩』となった少女アリサは、無駄にお喋りな旅行鞄を道連れに、名も無い世界を旅していた。 大切な恩人の忘れ物を届けるために。 仄暗い異世界を彷徨い歩く、猟奇的ダークファンタジー。
更新:2021/1/21
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法使いの少年、矢斬戌亥《やぎりいぬい》は世界を愛していた。 そして、愛すと同時に腐敗しているとも思っていた。 法と呼ばれる能力を扱う『法使い』が全てを支配していた世界、異法と呼ばれる能力を扱う『異法使い』が差別を受けていた世界、魔術と呼ばれる能力を扱う『魔術使い』が隔離されている世界。 そんな世界を――――るために矢斬戌亥は動く。 そしてそれは、世界を救うためでもなく、助けるためでもなく、殺すために。
更新:2016/7/30
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高台の上から炎上する王都を見下ろす少女。世界中に破壊を振りまく彼女は、異世界から召喚された勇者のはずだった。憎しみと絶望に失いかけた理性をわずかに押し止め、彼女は顔見知りの妖精王に『悪霊』と化した己の胸の内を漏らす。 これは、始まる前に終わってしまった悪霊と妖精王の物語。
更新:2016/8/20
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ブラウン、ギンベ、ジョンソン、そして、麗しの君、ミレア……。 ぼくたち“銀鷲騎士団”は最高の仲間だった。 でも、あの日を境に世界は一変する。 それは、成功報酬銀貨三百枚の誰にでもできる簡単なクエスト。単なるゴブリン退治のはずだった。 これは怪物に囚われた姫君を救う、騎士になり損ねた憐れな道化師の物語だ。 せいぜい笑ってやって欲しい……。
更新:2019/2/12
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ダンジョンの管理者として主人公は精霊に呼び出された。 人間の脅威となる、魔物という存在を生み出し侵入者を殺す。ダンジョンについて語ると精霊は去った。 壁に囲まれた空間に一人、ダンジョンという扱いきれない遺産を貰った主人公が外へ出る。 魔物の脅威から逃れ、壁の中で暮らす社会。住人が信仰する光神教は、古くから魔物を撃退してきた。 女神が人間に授けた洗礼を受け、魔物を操る存在と戦った聖者と聖女。有する光神教という脅威に主人公は怯える。 ダンジョンは壊され、魔物とそれを操る存在も殺されてきた。敵の目に留らない内に、戦力を蓄え、安全な場所を探す。 魔物と人間、どちらにも頼りながら主人公が生きる。 ※※1話3000字 完結済み:(初期想定130万字)※※ 第1話 => 注意書き + 本編
更新:2020/12/19
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