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作:柳なつき

アゲイン 高校の同級生が、ペットショップで売られていました。

「あなたとまた、会えるなんて。  そして、僕はまた、あなたに会いたい」 高校時代に苛烈な苛めを受けた少年、来栖春(くるすしゅん)は、 苛めの首謀者のひとりであった少女、南美川幸奈(なみかわゆきな)と再会する。 ただし、場所はペットショップ。春の再会した幸奈は「人犬(ひといぬ)」にされた悲惨な姿だった――。 社会人となっていた春は幸奈を購入し、連れ帰る。 そしてかつてのいじめっ子に、こう約束する。 「僕があなたを人間に戻してあげる」 対外上、幸奈をペットの犬として飼っていることにしながら、春は幸奈を人間に戻すべく静かで熾烈な戦いを始める。 哀れにも犬の加工をされ、生活すべてが不自由でもどかしく、心すべてが疲弊して絶望しきった幸奈ととともに生活しながら。ときには介護のように寄り添って、ときには高校時代のトラウマをぶつけて、ときにはふたりでどうしようもない夜を繰り返しながら。 春はなぜ、かつて自身を苛め抜いた幸奈をわざわざ人間に戻そうとするのか――問いかけと、答えの、物語。 ★現在、毎週月曜22時更新です。 ★完結準備中です。全体的に推敲を進めています。  推敲の状況につきましては、作者の近況ノートをご覧ください。

更新:2023/6/12

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作:中村尚裕

電脳猟兵×クリスタルの鍵 (C)Copyrights 2016 中村尚裕 All Rights Reserved.

【予告編】 賞金稼ぎジャック・マーフィ。「目標は?」 電脳空間を渡る疑似人格“キャス”。『いま現れたわ』 植民惑星の片隅、いつもの狩りのはずだった――だが。 彼らが触れた透明なデータ・クリスタル――その時。 背を向けてきたジャックの過去、その絶望が牙を剥く。 猟兵と化したジャックの復讐――その銃口が向く先は。 電脳の深淵で垣間見るクリスタルの秘密――その真意は。 未来型ガン・アクション、撃発! ◇ 【ご案内】 登場人物や世界観などの設定・解説はこちらでどうぞ。 『【副読本】電脳猟兵×クリスタルの鍵』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886566604      ***** 本作品『電脳猟兵×クリスタルの鍵』『電脳猟兵×クリスタルの鍵 (C)Copyrights 2016 中村尚裕 All Rights Reserved.』の著作権は中村尚裕に帰属します。無断転載は固く禁じます。 投稿先:『カクヨム』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054886395169) 【ご注意下さい】2021.09.03現在、『SYOSETU』という違法サイトにて無断転載を確認しております。著作者である中村尚裕は、違法サイト『SYOSETU』における作品掲載につきましては、これを一切許諾しておりません。ご注意下さい。 無断転載は固く禁じます。 Reproduction is prohibited. Unauthorized reproduction prohibited. (C)Copyrights 2016 中村尚裕 All Rights Reserved.      *****

更新:2023/11/18

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作:島野とって

語りし者はさいわいなり

ここは中欧チェコ、百塔の街プラハ。 災厄により衰退した人々は、奇跡の産物たるゴーレムを使役することで永らえていた。 ゴーレムは「言葉」に忠実だが口をきくことができない。 人と同じ外見で同じように振る舞うが、意志や感情を持ち合わせない。 ある日の夕暮れ、旧市街で暮らす少女は暴走ゴーレムに襲われる。 追い詰められた彼女を救ったのは死んだ兄と瓜二つのゴーレム。 亡き兄の面影を背負うゴーレムと共に、少女は言語と信仰を揺るがす事件に巻き込まれていく。 ・ 全39話 ・ 1話あたり3000~6000文字 プラハのゴーレム伝説を元にした言語にまつわる物語。 フレーム問題や「中国語の部屋」を乗り越え少女がゴーレムと言葉を交わし、やがて世界の秘密へ至ります。 ↓登場人物や設定を忘れた時はこちら↓ ………登場人物……… ・ ヘレナ(主人公)  母は既に亡く、兄をモルダウの大洪水で喪っている。  唯一残った父も失踪中。  言葉へ不信を抱き、物言わぬゴーレムに縋る。 ・ ヨゼフ  ヘレナの前に現れた兄そっくりのゴーレム。  口こそきけないが、その振る舞いは兄そのもの。  次第にヘレナは心惹かれていく。 ・ レーヴ教授(ヘレナの父)  結社『その三文字』に属する高位の導師。  ゴーレムへ刷り込まれる『戒律の書』の記述において大きな成果を残した。  現在失踪中。 ・ 白髪の少女、黒い男  ヘレナを襲撃した二人組。  人外の早口言葉でゴーレムを狂わせる少女と、その護衛。 ・ ハレマイエル先生  ヘレナの通うクレメンティヌム修道院学校の先生。碩学。  言語学・論理学に造詣が深く、ヘレナへ啓示を与える。 ・ ナーナ・バールシェム  ヘレナと同じクレメンティヌム修道院学校に通う少女。  明るく快活なヘレナの友人。 ・ マリウス  結社『その三文字』の戦士。  ヘレナを保護し父レーヴとの再会を約束する。  言葉やゴーレムに対し何らかの執着を持っている。 ・ ファブリ師匠  ゴーレムを象る陶工。  口数少なく気難しいが、彼の説話はヘレナに啓示を与える。 ………キーワード……… ・ ゴーレム  百塔の街で使役される泥人形。  意志や感情を持たず、言葉を発することが出来ない。  額に『真理』を意味する三文字が刻まれ、これがかりそめの知性を与える。  胸には『その名(シェム)』と呼ばれる文字列が記され、これが形状を規定している。  人と暮らすには不器用で、『戒律の書』を刷り込まれてようやく人と共存できるようになる。 ・ 『戒律の書(セーフェル・ミツヴォート)』  朗誦によってゴーレムへ刷り込まれる長大な書物。  ゴーレムが受け取る言葉の意味を定め、思考を規定する。 ・ 『破局』  二度の大戦と地球環境の悪化が引き起こした災厄。  これにより人類は衰退、ゴーレムの力を借りなければ生存すらままならなくなった。 ・ 結社『その三文字』  百塔の街を統べる結社。  ゴーレムを生産し運用するのみならず、信仰の統一を成し遂げている。

更新:2017/1/18

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作:ライラック豪砲

地球連邦軍様、異世界へようこそ 〜破天荒皇女は殺そうとしてきた兄への復讐のため、来訪者である地球連邦軍と手を結び、さらに帝国を手に入れるべく暗躍する! 〜

巨大な一つの大陸の他は、陸地の存在しない世界。   その大陸を統べるルーリアト帝国の皇女グーシュは、女好き、空想好きな放蕩皇族で、お付き騎士のミルシャと自由気ままに暮らす生活を送っていた。 そんなある日、突如伝説にしか存在しない海向こうの国が来訪し、交流を求めてくる。 空想さながらの展開に、好奇心に抗えず代表使節に立候補するグーシュ。 しかしその行動は、彼女を嫌う実の兄である皇太子とその取り巻きを刺激してしまう。 結果。 来訪者の元へと向かう途中、グーシュは馬車ごと荒れ狂う川へと落とされ、あえなく命を落とした……はずだった。 グーシュが目覚めると、そこは見た事もない建物。 そして目の前に現れたのは、見た事もない服装の美少女たちと、甲冑を着込んだような妙な大男。 彼らは地球連邦という”星の海”を越えた場所にある国の者達で、その目的はルーリアトを穏便に制圧することだという。 想像を超えた出来事に興奮するグーシュ。 だが彼女は知らなかった。 目の前にいる大男にも、想像を超える物語があったことを。 これは破天荒な皇女様と、21世紀初頭にトラックに轢かれ、気が付いたら22世紀でサイボーグになっていた元サラリーマンが出会った事で巻き起こる、SF×ファンタジーの壮大な物語。

更新:2024/5/1

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