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作:代官坂のぞむ

こらぼれーしょん ――協同恋愛小説――

憧れの女性作家「よしのん」さんから、コラボ小説を書きませんか、と申し込みが? 大人のふりをした高校生の蓮君の、憧れとジレンマに悩む青春ストーリー!  高校生の西原蓮は、友達にも内緒で小説を書き、ペンネーム「水晶つばさ」を名乗って投稿サイトに連載している。  ネットでは大人のフリをしながら、読書で得た知識と想像で書いている恋愛小説は、特に女性からはキュンキュンすると評判だった。しかし、リアルの蓮は彼女がいないどころか、クラスの女子からキモいといじめられていた。  ある日、同じサイトで小説を投稿している「よしのん」からコラボ小説を書きませんか? と申し込みを受ける。大人の女性で、憧れの作家の「よしのん」と、プライベートメッセージで打ち合わせしながらコラボ小説を書き始めると、今までにないほど高評価を得て、どんどん楽しくなっていく。  「よしのん」のさりげない気遣いや優しさに触れ、異性として好意をもつようになる一方で、自分が大人のふりをして騙していることに、次第に罪悪感を感じ始める蓮。  会いたい。しかし会えば嘘をついていたことがわかって関係が壊れ、コラボ小説も中断してしまうかもしれない。 一方で、気になる同級生からも声をかけられて…… 【登場人物】 西原 蓮 : 恋愛小説を投稿サイトにアップしている。ペンネーム「水晶つばさ」。高校2年生だが、ネットではビジネスマンのふりをしている。 よしのん : 恋愛小説を投稿サイトに連載している人気女性作家。素顔と本名は不明だが都内で勤めている。 小坂 湊: 西原の親友。アニメオタク。 石沢 結衣: 西原の同級生の女子。誰にでも優しい社交的な性格。 藤里 杏奈: 西原の同級生の女子。派手なギャルで、西原のことを嫌っている。 成瀬 桜: 西原の同級生の女子。まじめな性格。文芸部で小説を書いている。 美郷 爽: 西原の同級生。イケメンだが、女子にすぐ手をつけては泣かせているクズ。 碧 : コラボ小説「あおとあおい」の男性主人公。大学生 葵 : コラボ小説「あおとあおい」の女性主人公。大学生

更新:2021/9/26

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作:しょぼん(´・ω・`)

初恋づくし 〜俺の周りは初恋だらけ〜

変則不定期更新ですが、エタらずいきますのでご容赦ください。 (更新開始は章が書き上がるまでなし。章が書き上がったら章完結まで毎日更新) ──────────── 青井諒(あおい・りょう)、十六歳。 神城高校に通う、どちらかと言えば平凡そうな高校一年。 中学一年の時に初恋の人に振られて以来、もう辛くなる恋なんてしたくないと、女子と距離を置くようになった彼だったが。 赤城蒼(あかぎ・あおい)という超絶イケメンな幼馴染兼親友と一緒にいるせいで、彼に告白しようとする女子の橋渡しばかりさせられていた。 高校一年最後の日。 新たに目の前に立ったのは、同じクラスメイトの霧島萌絵(きりしま・もえ)。 彼女は学年でも人気の可憐で清楚な美少女だ。 「あの、わ、私! ア、アオイ君の事が好きなんです!」 恋の橋渡し役として、聴き慣れ過ぎた言葉に。 「そっか。わかった。蒼《あおい》に伝えておくよ」 テンプレの台詞を返し、立ち去ろうとした諒だったが。 「私は! 青井……諒君が、好き、なんです……」 それは蒼にではなく、青井への告白。 そこから、諒と萌絵、そして彼らを取り巻く者達の初恋を巡る、運命の歯車が動き出す──。 ──────────── 十年想い続けた萌絵。 ずっと一緒にいた血の繋がらない妹。 萌絵の友達に、諒の振られた初恋の人。 もう恋とは無縁でいようと思った諒と、初恋を実らせようとする彼女達を巡る、優しく、楽しく、切ない、青春もある恋愛物語です。 諒の成長といった人間ドラマ感もあり、ラブコメながらシリアス要素や恋愛要素も強い本作ですが、たまに恥ずかしくなるピュアっぷりやラブコメらしさも交えて進んでいきますので、皆様どうぞよろしくお願いします! なお、世界観は拙作『非日常なんて日常茶飯事』シリーズと同じとなります。

更新:2021/8/7

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作:ルイ シノダ

初恋は実らない?結婚を約束した男と女が別れる時

 俺、葛城裕也(かつらぎゆうや)。何処にでもいる普通の男子。俺には彼女が居た。少し背が低いけど、とても綺麗な女の子、友坂美琴(ともさかみこと)。彼女とは小さい頃、そう幼稚園、小学校、中学校、高校とずっと一緒に居た。  だからって幼馴染とかじゃない。美里は、親が事業をしている家庭の一人娘として生まれ、俺は普通のサラリーマンの家に生まれた。でも父親は仕事の事故で俺が小学校五年の時に他界した。  中学生の頃にはお互いの家を行ったり来たりして、美琴の両親も俺の母親も俺達がいつも一緒でいる事に暖かく微笑ましく思っていてくれた。 二人共ずっとこんな時間が一生、そう一生続くと思っていた。だって約束していたから。 「祐也、大きくなったら結婚しようね。子供を一杯産んで幸せな家庭を作ろうね」 「当たり前だよ、美琴と俺は運命の糸で結ばれているんだから」 「うん」  俺達はそれが当たり前だと思っていた。  でもある時を境に二人の関係は大きく変わった。俺は、こんな事になるなんて夢にも思って見なかった。 美琴が俺の知らない男と手を繋いで歩いている。そして美琴の家に入って行った。 カクヨム様にも投稿しています。

更新:2024/4/28

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