平民出身の巫女、シェーラ。本来階級制度が著しい神殿内で、実家が貧しい彼女は加護も少ない下級巫女であることも相まって最下層の存在ではあったが、実は大きな秘密があった。神殿が祀る精霊王に気に入られてしまった彼女は、加護が大きいと思われる上級巫女よりも多大な加護を与えられており、度重なる嫌がらせも難なく対応、排除できていたのだった。 このまま通常の任期を終えれば嫁ぎ先に苦労せず、安穏な一生を送れるとささやかに願っていた彼女だったが、ふとしたことで王子の一人にその加護が露見してしまい、王位継承に絡んだ権謀術数に巻き込まれることに。自身が望む平凡平穏な人生から徐々に遠ざかって行く事態に、シェーラは一人頭を抱えるのだった。
更新:2023/3/21
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──花が良く育つので「緑の手」だと思っていたら「癒しの手」だったようです。 王都の隅っこで両親から受け継いだ花屋「ブルーメ」を経営するアンネリーエ。 彼女のお店で売っている花は、色鮮やかで花持ちが良いと評判だ。 自分で花を育て、売っているアンネリーエの店に、ある日イケメンの騎士が現れる。 アンネリーエの作る花束を気に入ったイケメン騎士は、一週間に一度花束を買いに来るようになって──? どうやらアンネリーエが育てている花は、普通の花と違うらしい。 イケメン騎士が買っていく花束を切っ掛けに、アンネリーエの隠されていた力が明かされる、異世界お仕事ファンタジーです。 ※カクヨムさんで先行公開中です。
更新:2022/11/19
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お嬢様、西園寺桜子は今日も優雅にお茶を飲む。その目の前には迷える子羊(幽霊)が。 これは、お嬢様に助けを求める迷い子(幽霊)達を、お嬢様が奉仕の心(打算的目的)で助ける物語。 最終話まで投稿予約済です。
更新:2022/9/19
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「というか、アネッタは、ちょっと……」 「ちょっと!?」 しがない男爵家の次女、アネッタ・クワイエットは十五歳の誕生日を目前に人生最大の失恋をしてしまう。 自棄を起こして家出した彼女は、末っ子の甘えんぼ気質を遺憾なく発揮して街の人たちに慰めてもらおうと公民館へと繰り出した。 しかし、彼女の想定とは異なり、気付けばなぜか公爵家のメイド募集に応募させられることになっていて───。 「たしかに私は家出して住むところに困ると言った。けれどそれは住み込みの職場を探してるって意味ではないの」 初めて誰かの下で働くという体験をしたアネッタは、公爵家の人たちとの出会いを通じて一回り大人になれるのか。
更新:2023/1/27
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敗戦国の幼い王女──リシアは、和平を名目に、敵国の将カイドとの婚姻を結ばされる。 人身御供のような結婚生活。 けれど夫となった年上の青年──カイドは不器用ながらもやさしく懸命に接してくれて。月日を過ごすうち、リシアはそんなカイドに想いを寄せるようになるけれど。 *敵だった青年に恋をした少女のお話です。 *他サイトさまにも掲載しています。
更新:2022/9/29
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茉莉は自分に無関心な父親、自分を疎み事あるごとに姉と比べる母親、そして自分を見下し馬鹿にしてくる姉に囲まれ、息苦しい毎日を過ごしていた。 そんな茉莉の心の支えは幼馴染の蓮、結衣の兄妹で茉莉は長年蓮に片思いをしていたが、幼馴染としてしか見られていないと思い気持ちを告げるつもりはなかった。 そんなある日自分を嫌う母親が縁談を持ってくる。母がまともな縁談を持ってくるわけがないと思い調べたら案の定、とんでもないクズ野郎との縁談だった。 どこまでも自分を蔑ろにする母親、そして家族に見切りを付けた茉莉は自分の力だけで縁談をぶち壊し、家から逃げてやろうと決めるが… 全3話で完結予定です
更新:2022/9/11
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モンスターになれると話題のゲーム『Soul of the Monsters』――通称SotM。 主人公アリアがランダム選択でなった種族は、なんと最弱と有名なスケルトンだった。 けれどソロでぼっちのアリアには関係ない。レア種族だと喜び、ひたすらマイペースにゲームを楽しんでいく。やがて――。 デスゲームでもなければリアルのアレコレもありません。リアルぼっちの主人公が楽しく気ままにゲームをするだけのお話です。 全18話の中編小説となります。毎日午後5時に予約投稿しておきます。 ※掲示板回が苦手な方は読み飛ばしても問題ありません。読んだほうがキャラへの理解は深まるかと思います、たぶん。
更新:2023/4/13
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闇魔法を司る唯一の家系であり、人々に「呪われた早死に侯爵家」と呼ばれるエレストール侯爵家。エレストール家に生まれた男子はいずれも短命で長生きできないと思われているが、長男のレヴィンは婚約者アリエルのおかげでその呪縛から解放され、二人は結婚した。 「どうせ早死にするんだから」と人生を諦めていたレヴィン。早死にしないとわかったら、アリエルへの溺愛が止まらない。そんなある日、レヴィンの一番上の姉・クレアがアリエルに持ってきた依頼とは? 実は「精霊の愛し子」であり、結婚してもレヴィンが大好きすぎてマイペースに愛を叫び続けるアリエルと、そんなアリエルがかわいくてたまらないレヴィンのほのぼの溺愛結婚生活です。 ※この作品は「『呪われた早死に侯爵家』の幸せな婚約者」の続編です。前作もお読みいただけるとうれしいです。
更新:2023/9/26
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